凛子の毎日記録。本読み、げぇむ、手作り雑貨、本屋・雑貨屋巡り、おいしいもの食べ飲(呑)み歩きの記録、になっているはず。目指すはエッセイ的な文章か。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
関連するタグ
シェアブログ1152に投稿
これは私自身の経験なのですが。
予備校時代(浪人時代)の知り合いの知り合い…
ちょっと話したことがある程度…の友人が、
念願の医学部合格後間もなく、バイク事故で亡くなった。
無念だっただろうな、悔しかっただろうな、と思う。

またつい先日、私の叔父がこれまた交通事故で亡くなった。
犬の散歩中の出来事だった。
おじさんはお寿司屋さんで、でもあまり交流がなくて、
ついぞ彼の握るお寿司は食べられずじまいだった。

交通事故は悲惨である。
一瞬にして様々な大切なものを、被害者・加害者双方から奪い去っていく。

ボーナス・トラック
新潮社
越谷 オサム(著)
発売日:2004-12-21
おすすめ度:4.0


内容(「BOOK」データベースより)
こいつ、なかなかいいやつなんだ、幽霊であることを除いては…
ハンバーガーショップで働く「僕」は、ある雨の晩、ひき逃げを目撃したばかりに、
死んだ若者の幽霊にまとわりつかれる羽目に。
でも、なかなかいいやつなんだ、アルバイトの美少女にご執心なのは困りものだけど…。
「僕」と幽霊がタッグを組んだ犯人探しの騒動を描いて絶賛された、
ユーモアホラーの快作登場!第16回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。



…のだが。
本作のこのノリはいったいなんなんだーーーー!!
悲劇なのになんでこんなに笑えるの!?
「おれB」とか、おもしろすぎです。ツボです。見事です。

話自体はわりとありがちな設定・よくある展開で分かりやすいのだが、
(『雨と夢のあとに雨と夢のあとに雨と夢のあとにあまなつAdhover 雨と夢のあとに』とかみたいだったな。あれは特にTVドラマが秀逸であった。)
越谷さん独特にして最大の持ち味である、
テンポ感、ユーモアセンス、そしてちょっと切なく甘酸っぱい恋の香り…
これらがバランスよく絶妙にカクテルされています。飲み心地はあくまで柑橘系に爽やか。
特にね、亮太の決して叶わぬ恋の行方。
胸キュンどころか、胸がしめつけられました。

亮太の境遇は悲劇としか言いようがないし、
たびたび登場する他の幽霊たちにゾクっとさせられるシーンもありますが、
作品からは悲壮感が漂うことなく、あくまでカラリと爽やかな印象です。

しかしやっぱり悲劇は悲劇。
泣かされるところではしっかり泣かされました。
亮太が時々ふと漏らす本音には、「うっ」と声が詰まる思いだったし、
なんと言っても亮太の里帰りのシーンと、やはりラストで号泣。
ダメです。弱いんです。私こういうの…
それでもふつふつとこみ上がってくるこの笑いは…!!

笑って→泣いて→爆笑して→号泣…

なんて忙しい作品なんだ!!
なのに一気読みしてしまいました。
繰り返しになりますが、日本ファンタジーノベル大賞、やっぱスゴイっす。
(気づくの遅すぎ?でも未読の方はぜひ!!)

どうでもいい話ですが、草野さんがでてくるたびに、

マサムネ…(注:スピッツ)

とか思ってしまいました。
本作の草野は、マサムネとは大分イメージ違いましたが。
某ハンバーガーチェーンとか、ほんとにあんな感じなんでしょうか?
筆者の実体験!?

ちなみにセイタカアワダチソウとはこんな植物だそうですよ。
そういえば見たことないですか?→写真

あなたの読書の参考になれば幸いです。
お帰りの際にぽちっとよろしくお願いいたします(^o^)丿
人気ブログランキング FC2ブログランキング にほんブログ村 本ブログへ ブログランキング


この記事は以下のブログにTBさせていただきました。
ありがとうございました。
しんちゃんの買い物帳
本のある生活
今日何読んだ?どうだった??
ナナメモ
苗坊の読書日記
粋な提案
スポンサーサイト
関連するタグ 【読書】【感想文】【越谷オサム】【ボーナス・トラック
シェアブログ1152に投稿
じゅわっと甘酸っぱい青春の味わい。
いい!!コレいいですよ!!!!
読んだ後はすがすがしい気分になれる、爽快感120%の青春小説です。
たとえていうなら、炭酸飲料を一気飲みしたときのようなピリピリ感が、
身体の中心を駆け抜けていったような感じです。

最初っから廃部の危機にある軽音楽部ですが、
劣悪な環境・技術的な問題や人間関係、無理解な教師との軋轢など、
様々な壁が彼らの前に立ちふさがります。
「さぁ、この局面をどう乗り越えるのか!?」
とハラハラドキドキしながら、彼らと共に同じ時間を過ごした思いでいっぱいです。

そういえば私が高校時代所属した演劇部も、最初は部員3名の弱小部活で、
何度も廃部の危機に瀕していて、
お客さんは数人だけ、という中での公演が続いて…
それでも3年の間には、キャラメルボックスの『ハックルベリーにさよならを』や
『TWO』を講堂いっぱいのお客さんの前で上演することができたのでした。
二度と戻ることのない、濃密な時間。
なんだかその頃の事を思い出して、
涙なしではとうてい読めなかったです。
この本で泣く人は…あまりいないだろうなぁ…(笑)

作中に何度も登場する洋楽ロックですが、
残念ながら私は「WE WILL ROCK YOU」しかわからなくて、ちょっと悔しかったです。
でも彼らの奏でる演奏からは、ロックの魂を感じることができました。

印象的だったのは軽音楽部とは対照的だった吹奏楽部。
私も大学時代はマンドリンオーケストラに所属していたのでわかるのですが、
技術を追い求めるあまり、音楽を楽しむ心を忘れてしまうことがあるということ。
そういう音楽は、決して、人のこころに届かないこと…
確かに音楽は楽しいことばかりではないかもしれないけれど、
(ほら、音階練習みたいないわゆる基礎練とか…苦笑)
音楽は楽しんでこそ音楽であるということを、
改めて教えてくれた作品でした。

本作でのお気に入りはなんといってもカトセン。
カトセンはやってくれると思ってましたよ~。
「コイツぜったいなんかやる」と思ってたんですよ。
ブラヴォーカトセン。
そしてブラヴォー田高軽音楽部。

内容(「BOOK」データベースより)
暑い夏、無意味に熱かった僕たち、ビールなんて苦くて飲めなかったあの頃―。
だめな先輩のせいで、伝統ある軽音楽部が廃部になってしまう。
がけっぷちに立たされても、啓人は煮え切らなかった。
しかし、幽霊部員だった伸太郎に引きずられ…。
太ももが眩しい同級生への恋、頼りにならない顧問、不協和音ばかりの仲間たち。
四面楚歌の状況で、啓人は「一発ドカンと」やれるのか!?
振り返れば、すべてが懐かしく、愛しい。



階段途中のビッグ・ノイズ
幻冬舎
越谷 オサム(著)
発売日:2006-10
おすすめ度:5.0


あなたの読書の参考になれば幸いです。
お帰りの際にぽちっとよろしくお願いいたします(^o^)丿
人気ブログランキング FC2ブログランキング にほんブログ村 本ブログへ ブログランキング


この記事はコチラのブログにTBさせていただきました。
ありがとうございました。
苗坊の読書日記
待ち合わせは本屋さんで
本のある生活
マロンカフェ ~のんびり読書~
関連するタグ 【読書】【感想文】【越谷オサム】【階段途中のビッグ・ノイズ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。