凛子の毎日記録。本読み、げぇむ、手作り雑貨、本屋・雑貨屋巡り、おいしいもの食べ飲(呑)み歩きの記録、になっているはず。目指すはエッセイ的な文章か。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
関連するタグ
シェアブログ1152に投稿
天使の卵―エンジェルス・エッグ天使の卵―エンジェルス・エッグ天使の卵―エンジェルス・エッグあまなつAdhover 天使の卵―エンジェルス・エッグ』の続編。
あれから10年―――
時ばかりは容赦なく過ぎ去っていくのに、
人間としては10年分成長し、
背負った過去のあまりの重さに、頭ではあの出来事を『過去のもの』ととらえつつも、
肝心の心の部分で人生の再出発に踏み出せない歩太と夏姫。
歩太は芸大卒業後世界を放浪し、今は塗装工として働いている。
夏姫は2年間の高校教師生活に自らピリオドを打ち、今は普通の会社員。
夏姫のかつての教え子であり、彼女を密かに想っていた慎一が、
バイト先のカフェで彼女を見かけたところから、
3人の運命が動き出す…

天使の梯子
集英社
村山 由佳(著)
発売日:2004-10
おすすめ度:4.0


内容(「BOOK」データベースより)
『天使の卵』から10年。歩太・夏姫、29歳。
8歳年下の男に熱愛される夏姫…。
再び、あのせつない恋物語が甦る。



相変わらず叙情的で、美しく優しい文章で、
こんな言葉で、こんな恋愛物語を描かれたら、
切なくならずにはいられません。

夏姫の成長っぷりが見事です!!
彼女ってこんなステキな女性でしたっけ?
対照的に、不幸な生い立ちから自分の価値を見出せず、
どこか醒めたところのある慎一がだんだん感情むき出しに…といったらあれですが、
自分の気持ちを素直に表してゆくのが印象的でした。
歩太と夏姫の抱える事情を知らないのは、我々読者を含めても、唯一慎一だけで、
彼が思うところの、「夏姫さんをもっと知りたい」という思いには、
あぁもう私が全部話してあげるよ的なもどかしさがありました。
歩太と夏姫が、あれ(『天使の卵―エンジェルス・エッグ天使の卵―エンジェルス・エッグ天使の卵―エンジェルス・エッグあまなつAdhover 天使の卵―エンジェルス・エッグ』)から10年の歳月を経てずいぶん大人になった分、
そんな慎一のガキっぽさが顕著に現れていて、
最初は、
「コイツ、なんもわかっとらんくせに、いい気になった生意気なおこちゃまめ!!」
なんて悪態ついてたりしてたんですが(笑)、
ラストでようやく、夏姫たちと同じラインに立った気がして、
実に爽やかに読み終えることができたのでした。
恋をするってステキなことですね。
そして恋する人が輝いているのも頷けます。
だって、相手を想うその心が、すでにきらきらと輝いているのだから。

今、漢字変換してふと思ったのですが、
相手の『相』に『心』で『想』う。
漢字ってすばらしいですな。

【関連商品】
天使の卵―エンジェルス・エッグ
この本の感想はコチラ

あなたの読書の参考になれば幸いです。
お帰りの際にぽちっとよろしくお願いいたします(^o^)丿
人気ブログランキング FC2ブログランキング にほんブログ村 本ブログへ ブログランキング
スポンサーサイト
関連するタグ 【読書】【感想文】【村山由佳】【天使の梯子
シェアブログ1152に投稿
こういう『切ない系』は最後に何かあると踏んでいましたが…
うう…(言葉にならない)
あまりの衝撃でこの涙腺の弱い私が、一滴の涙も流せませんでした。
それくらい、切ない。

しかしそんな切なさの中にも愛があふれていて、
人を愛するということは、素敵なことなんだなぁと思いました。
そして愛するということには、痛みも伴うものなのですね。
歩太と夏姫・春妃、歩太の父と母、そして母と渋沢さん…
お互いを思いやれば思うほど、近くに寄れば寄るほど、
時には相手を傷つけてしまう…
そんな繊細な感情までも、淡々と描かれていて、それがむしろ印象的なのです。
ベタベタの恋愛小説なのに、ベタベタ感が少しもなく、
それがとても爽やかです。爽やかすぎて、すこし寒々しいくらいです。

なにやらこの話には続編『天使の梯子』があるらしいじゃないですか。
こないだブックオフで見つけたのですが、
引越しも控えてるしな…奥付見たらもうすぐ文庫化?とも思いましたので、
めーずらしく買いませんでしたが!!気になりすぎます。

天使の卵―エンジェルス・エッグ天使の卵―エンジェルス・エッグ
村山 由佳

集英社 1996-06
売り上げランキング : 57038
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


内容(「BOOK」データベースより)
そのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。
19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。
高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、
“僕”の心はもう誰にも止められない―。
第6回「小説すばる」新人賞受賞作品。
みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛した大型新人のデビュー作。



↓関連商品
天使の梯子
村山 由佳
4087813193


あなたの読書の参考になれば幸いです。
お帰りの際にぽちっとよろしくお願いいたします(^o^)丿
人気ブログランキング FC2ブログランキング にほんブログ村 本ブログへ ブログランキング


この記事は以下のブログにTBさせていただきました。
ありがとうございました。
苗坊の読書日記
"やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!
コンパス・ローズ
関連するタグ 【読書】【感想文】【村山由佳】【天使の卵
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。