凛子の毎日記録。本読み、げぇむ、手作り雑貨、本屋・雑貨屋巡り、おいしいもの食べ飲(呑)み歩きの記録、になっているはず。目指すはエッセイ的な文章か。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
関連するタグ
シェアブログ1152に投稿
くりちゃん&赤坂老人のゆるミステリ、シリーズ第2弾!!
今日もくりちゃんと赤坂老人、二匹の愛犬アンとトモが大活躍。
本作も中編が3編。とても読みやすい構成です。

ふたつめの月
文藝春秋
近藤 史恵(著)
発売日:2007-05
おすすめ度:4.0


ヒューマンドラマとミステリが、いいかんじでカクテルされた逸品。
読後はあたたかい気持ちになれる、すばらしい作品です。

くりちゃんは契約社員から正社員にグレードアップしたとたん、
突然解雇を言い渡され、それを誰にも打ち明けられずまたもや落ち込む日々。
友達以上恋人未満の弓田くんは料理人の修行にイタリアまでいってしまった。
なんだか冴えない毎日だなぁ。

先に進まなければならないことはわかっている。
でも、足がすくんで動けないのだ。



うんうん、わかるよ、その気持ち。激しく共感。
でもくりちゃんは赤坂老人はじめ、家族、友達、
そんなまわりの人たちに助けられながらも少しずつ成長しているのです。

最後にどこに行き着くか、ではなくて、ただその道を歩いていることを楽しいと思える。
そうだったらどんなにいいだろう。



ほんとそのとおりだよね。
いつかは私もそんな風に思えるようになるかなぁ、と考えてしまいました。
そんなぐるぐるしているくりちゃん(と私…笑)に赤坂老人は言います。

「もし間違っても、しくじっても、自分の選んだ方向なら、
それなりに歩くことができるものだよ。
自分で選ばずに、嫌々歩く道が、いちばんつらいはずだ」


もうこの言葉にどれほど救われたことか。

そんなくりちゃんや赤坂老人のまわりでは、今日も事件が勃発します。
ついに赤坂老人に直接悪意が向けられて!?
今日もくりちゃんはアンとトモをお供に、事件解決に乗り出します。
本作はミステリ色よりくりちゃんの成長物語が色濃い作品でした。
だから共感できる部分が多かったし、
赤坂老人の「賢者」らしい言葉は、ふかーく胸に刻み込まれるのでした。

最後はちょっとはらはらさせられたけれど、
このゆる~くあったか~い雰囲気、大好きになりました。

あなたの読書の参考になれば幸いです。
お帰りの際にぽちっとよろしくお願いいたします(^o^)丿
人気ブログランキング FC2ブログランキング にほんブログ村 本ブログへ ブログランキング


感想役に立ったよ!!参考になったよ!!これから読むぞ!!って方は、ゼヒ拍手を。
とても励みになります。いつもありがとうございます(*^_^*)
スポンサーサイト
関連するタグ 【読書】【感想文】【近藤史恵】【ふたつめの月
シェアブログ1152に投稿
気力も覇気もいまいち欠けている、
このままではいけない、どうにかしなくっちゃ、と焦る久里子21歳フリーター。
そんなくりちゃんの日常でおこるささやかな事件簿が本作品です。
中編が3本という構成もお手軽感があっていいですね。

賢者はベンチで思索する
文藝春秋
近藤 史恵(著)
発売日:2005-05-26
おすすめ度:4.0


内容(「BOOK」データベースより)
ファミリーレストラン「ロンド」を舞台に展開する謎の事件。
不可思議な老人は21歳の女の子の人生にとって、
とてもたいせつなものを与えてくれた。
それは常識によらず、人を信じる力。
犬と老人と21歳の女の子が挑むミステリー。



すらすらと読めて、しかも物語の世界にぐっと惹きつける力を感じました。
服飾関係の専門学校を出ながら、ファミレスでバイトするフリーターのくりちゃんが、
なにかにつけ焦る気持ちが手に取るようにわかって、
(なぜなら私も似たような境遇だからだ)
どうにか「ここ」から抜け出そうと頑張る彼女を応援したくなるのです。
そんなくりちゃんの日常におこる些細な事件を、
バイト先の常連客「国枝」老人と、愛犬アンが解決する!!
この「国枝」老人とアンとのトリオが絶妙!!
場の空気がなごむってこういうことかなぁ、って思いました。
「国枝」老人のまさしく賢者っぽい言葉の数々に、私も幾度となく救われた気分です。

くりちゃんが弟の信に向かって諭すシーンがあるのですが、
そのときの言葉が印象的でした。

「だからさあ、あのふたりにとっては、わたしたちがうまくやれないことなんて、
別に特別なことでもなんでもないんじゃないかな、と思ったの。
他の人がうまくやれていることが、うまくやれないで、ぐるぐるまわっていても、
まあ、じょうがないかって思って、待っていてくれているんだと思う」



あぁ、親心ってこんなものなのかなぁ、と。
それに気づいたくりちゃん、偉いなぁ。
私もなんだかぐるぐるまわっているけど、
意外とまわりは気にしてないかもなぁ~、と思えたのでした。

こんなゆる~いミステリもなかなかいい!!
人間ドラマをあたたかく描いたこの作品、ダイスキです。
いきおいで『ふたつめの月ふたつめの月ふたつめの月あまなつAdhover ふたつめの月』も読んでしまいました。
コチラもいい~!!

あなたの読書の参考になれば幸いです。
お帰りの際にぽちっとよろしくお願いいたします(^o^)丿
人気ブログランキング FC2ブログランキング にほんブログ村 本ブログへ ブログランキング


感想役に立ったよ!!参考になったよ!!これから読むぞ!!って方は、ゼヒ拍手を。
とても励みになります。いつもありがとうございます(*^_^*)
関連するタグ 【読書】【感想文】【近藤史恵】【賢者はベンチで思索する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。