凛子の毎日記録。本読み、げぇむ、手作り雑貨、本屋・雑貨屋巡り、おいしいもの食べ飲(呑)み歩きの記録、になっているはず。目指すはエッセイ的な文章か。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
関連するタグ
シェアブログ1152に投稿
終末医療に関して筆者の思うところが、これでもかーーーーっと詰め込まれた感が否めません。
ちょっとおなかいっぱいでゲップが出てきそう…デス…

「死者の言葉に耳を傾けないと、医療は傲慢になる」



本作での主張はこのひとことに集約されていて、これが本作のテーマでもあります。
今回は少々くどい感じの仕上がりではありますが、
海堂さんには今後とも、医療現場の抱える問題点を小説を通して問題提起してほしいです。

前作『ナイチンゲールの沈黙ナイチンゲールの沈黙ナイチンゲールの沈黙あまなつAdhover ナイチンゲールの沈黙』でちょっと影の薄かった白鳥も、本作ではなかなか活躍してくれるし、
噂の氷姫こと姫宮の人となりが明らかになり、白鳥とコンビを組む様子も絶妙です。
才能豊かで実に愛すべきキャラクター、氷姫。
彼女の今後の活躍にも目が離せません。

いろいろ思うところはあるのですが、
海堂さんはやはり人を描くのがすごくお上手だなぁと思いました。
今回もたくさん登場人物が出てくるのですが、
どの人物も表情豊かに、私の脳内を駆け巡ってくれました。
人物描写だけでなく、情景の細やかな描写にも唸らされました。
特に螺鈿の美しさにはため息が出そうでしたね~。

医療における問題提起あり、脱出劇などの活劇あり、最後のどんでん返しあり…
となかなか盛りだくさんでしたが、
散漫な印象はなくきっちりまとまっていて、小説としてとてもおもしろかったです。

しかし。最後にこれだけ言っておきましょう。
田口センセーーー!!
次回…次回こそは主役の座を奪還してくださいませ。

出版社 / 著者からの内容紹介
この病院は、あまりにも、人が死にすぎる――
日本の医療界を震撼させた「バチスタ・スキャンダル」から一年半。
その舞台となった東城大学に医学生として通う天馬は、
留年を繰り返し既に医学の道をリタイア寸前だった。
ある日、幼なじみの新聞記者・葉子から、碧翠院桜宮病院に潜入できないかと依頼を受ける。
東城大学の近隣病院である桜宮病院は、
老人介護センター、ホスピス施設と寺院を一体化させた複合型病院であり、
終末医療の最先端施設としてメディアの注目を集めていた。
しかし、その経営には黒い噂が絶えないという。
天馬は葉子の依頼を受け、看護ボランティアとして桜宮病院に通い始める。
そのうちに、奇妙な皮膚科医・白鳥と看護師・姫宮と出会うことになり……。



螺鈿迷宮
角川書店
海堂 尊(著)
発売日:2006-11-30
おすすめ度:3.5


あなたの読書の参考になれば幸いです。
お帰りの際にぽちっとよろしくお願いいたします(^o^)丿
人気ブログランキング FC2ブログランキング にほんブログ村 本ブログへ ブログランキング


この記事はこちらのブログにTBさせていただきました。
ありがとうございました。
粋な提案
まったり読書日記
"やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!
コンパス・ローズ
ナナメモ
Akira's VOICE
じっちゃんの誤読日記
本を読む女。改訂版
ナマケモノの穴
スポンサーサイト
関連するタグ 【読書】【感想文】【海堂尊】【螺鈿迷宮
シェアブログ1152に投稿


小児病棟を舞台に繰り広げられる、
歌姫看護師と彼女を取り巻く人々の、切ない医療ドラマ…
と言った感じでしょうか。

前作『チーム・バチスタの栄光』がじわりじわりと、
理屈を重ねて真相に迫っていくのに対し、
本作は、真相は早い段階で予想がつきました。
それでも最後まで、「そうだったのか!!」と思わせる伏線が張ってあるので、
なかなか楽しめたと思います。

そういう意味でミステリ色は色褪せた感がありますが、
網膜芽腫や白血病といった重病を抱える子どもたちが、
物語の横軸を成しているので、
前作よりもドラマチックな展開が楽しめました。
(でも途中、某有名ベストセラー恋愛小説のようなシーンが…!?)

それにしても…重病を抱えるということは
なんと痛々しく、残酷なんだろうか、と思いました。
それが小さい子であればあるほど、胸のつまる思いです。
本作で子どもたちが直面する運命を垣間見た時は、
やはり涙してしまいました。

物語の方は、相変わらず登場人物たちが個性豊かに描かれています。
ただ、あまりにも脇役達が立派過ぎて、
主人公(一応田口センセ…ですよね!?)の影が
ますます薄くなってしまったような…(涙)
また今回、白鳥の好敵手・加納の出現で、
あの白鳥も少しばかり弱ってしまったような!?
しかしながら、白鳥&加納のさりげなく互いをけなしあう(笑)会話は
実にテンポよく描かれていて、読んでいて小気味よかったです。
あーでも本来この役は田口センセの…

今回タイトルのナイチンゲールにもあるとおり、
『歌』がキーポイントになっているのですが、
歌に限らず音楽が人に与える影響というものは
計り知れないものがありますよね。
本作に登場する2人の歌姫、小夜と冴子の歌声を聴いてみたいものです。
欲を言えば彼女達が歌うシーンをもっと情緒豊かに表現してほしかったかなぁ。

最後に印象的なセリフをひとつ。
―――子供と医療を軽視する社会に、未来なんてないわ。

さりげないところに医者としての海堂さんの本音が
散りばめられているなぁと思いました。
きっと海堂さん、書きたいことがたくさんあるんだろうなぁ、と。
今回も本当にイロイロなエピソードが語られているのですが、
ひとつひとつもっと深く読みたいなぁと思いました。
今後の作品にも期待したいです。
最新作は『螺鈿迷宮』、う~ん気になるなぁ。


※この本は借りた本です。

※この記事は以下のブログにTBさせていただきました。
ナナメモ
猛読醉書
おいしい本箱Diary
"やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!
たりぃの読書三昧な日々
本を読む女。改訂版
ひまさえあれば
本のある生活
ひなたぼっこは3時まで
のほ本♪
Book A GoGo!!! ~本の読書感想ブログ~
ありがとうございましたm(__)m
関連するタグ 【ナイチンゲールの沈黙】【海堂尊


おもしろかったデス!!

…とはいえ、読んだのはちょっと前のコトで、
しかも図書館で借りて今はもう返してしまって、
手元に本がないので(悔)!!
こまかい感想が書けないのが残念なのですが。
本作の続編『ナイチンゲールの沈黙』を読んでる今、
やはりこちらの感想を先にUPするのがスジというものだろうと思い、
おぼろげな記憶をたよりに、感想書こうと思います。

―――医療過誤か殺人か、不定愁訴外来担当の万年講師と
厚生労働省の変人役員が患者の死の謎を追う―――


読み終わった後の第一声は、冒頭にもあるとおり、
「おもしろかったデス!!」

さて、結局のところ何がおもしろかったのか。

それは魅力溢れる登場人物たち

だと思います。

脇役の一人ひとりにまで性格がちゃーんと描かれていて、
まるで彼らたちの顔まで目に浮かぶようです。
カッコイイどころの桐生&鳴海も絵になるなぁなんて思ったのですが、
私はやっぱり田口センセが好きだわ~
あのぱっとしない感じ、とてもいいです。
私も愚痴外来でお話をきいてもらいた~~い!!←アホ
そしてなんといっても!!
そのぱっとしない田口センセとコンビを組むことになった白鳥。
奴の出現で物語がぐぐぐぐっと進みましたね。まさに白鳥パワー。
なんかとってもヤなおっさんなんですけどね(笑)

なんだろう、この爽快感

なんかこう、厭な奴をグーでぶっ飛ばしたカンジ?

続編『ナイチンゲールの沈黙』での田口&白鳥コンビの活躍にも期待大!!です。
最新作『螺鈿迷宮』も気になるところです。

※この本は所持本です。

※この記事は以下のブログにTBさせていただきました。
本を読む女。改訂版
"やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!
本のある生活
のほ本♪
KOROPPYの本棚
気楽に♪気ままに♪のんびりと♪
読書感想文 と ブツブツバナシ
Book A GoGo!!! ~本の読書感想ブログ~
ありがとうございますm(__)m
関連するタグ 【海堂尊】【バチスタ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。