凛子の毎日記録。本読み、げぇむ、手作り雑貨、本屋・雑貨屋巡り、おいしいもの食べ飲(呑)み歩きの記録、になっているはず。目指すはエッセイ的な文章か。
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懸案の引越し、只今完了しました~\(≧▽≦)丿
単身パックで家財道具一切なしだったのに、あふれんばかりの段ボールで、
コンテナが埋めつくされていました…
引越しスタッフのお兄さんにも「重っ!!」とか言われてしまいました…(^_^;)
ちなみに中身はほとんど本・マンガ。
(そりゃ重いよな)
もう読まないかな~とか思いつつも、なかなか手放せず、
中学時代に買った本なども、後生大事に抱える始末。

私の荷物がなくなった我が家は、とってもスッキリ!!
しかーし、私は一生
『モノのないスッキリした生活』
は送れないだろうなあ…f^_^;

さて、これから本屋へ行ってきます(笑)
文庫の新刊が目白押しなのだ~。

次なる懸案は、あの大量の荷物の荷解き…
あー、ユウウツ(>_<)
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豊島さん初読みです。
日常の中にある、キュートでポップで、ちょぴり切ない、そんな3つの恋物語。

青空チェリー
新潮社
豊島 ミホ(著)
発売日:2005-07
おすすめ度:3.5


収録作品は以下の通り。
『ハニィ、空が灼けているよ。』
『青空チェリー』
『誓いじゃないけど僕は思った』

R-18文学賞が続いてますが。
これは第一回の読者賞受賞作品です。(『青空チェリー』で受賞)

『ハニィ、空が灼けているよ。』
戦時下(と言っても近未来を想定した戦争)、
麻美は当時付き合っていた大学の教授と、故郷の幼なじみ・映二とのあいだで、
恋心を微妙に揺さぶられていた。

『青空チェリー』
予備校の屋上から覗き見るラブホでの光景に欲情しちゃう、
18歳、発情期まっただなかの森田千花の物語。

『誓いじゃないけど僕は思った』
中学生の時の想い人を、大学4年になった今でも忘れられない浩介。
まるで幻影にすがるように、届かない思いが切々と語られる。

私は受賞作となった『青空チェリー』よりも『ハニィ~』が好みでした。
麻美と映二が章ごとにかわるがわる語っているので、
お互いの思いを、時には主観的に、時には客観的にみつめることができました。
戦時下とはいえ、まだまだのんびりとした空気がながれる田舎町での2人の様子が、
いかにも若者らしく飾らずに描かれていて、
とてもピュア(死語?)な気持ちにさせてくれるのでした。
麻美のやってることは要するにフタマタだろう、という真実をさておいてでも(笑)、
映二とのピュアな関係が高感度大です。
クライマックスにかけてだんだん戦争が2人や2人をとりまく人々に迫ってくるのですが、
ラストには思わずホロリとさせられちゃいました。

『青空チェリー』は…
これが読者賞ですかー。
先日読んだ『花宵道中花宵道中花宵道中あまなつAdhover 花宵道中』もR-18文学賞受賞作なので、どうしても比べてしまって。
※『花宵道中花宵道中花宵道中あまなつAdhover 花宵道中』の感想はコチラ
着眼点はおもしろいかなと思ったけれど、奥深さとかは感じられませんでした。

『誓いじゃないけど僕は思った』
ホントにこんな男子がいたら、私はちょっと怖いな。
でも君のその一途な気持ちは、大切にしてあげたいとは思うよ。
でも一歩間違えるか、一歩踏み出すとストーカーですからっ。
主人公にイマイチ感情移入できなかったため、やや評価低め。
でもそんな(ちょっと情けない)オトコの気持ちを、
女性がここまでリアルに描いているというのがすごい。

全体を通して、若い作家さんらしく、
日常をそのまま切り取ったような素直で飾り気のない文章が好印象でした。
恋愛に『特別』なんてない、あくまで『普通』な現代っ子たちを、
こんな風に印象的に描けるのって、すごいと思う。

私は文庫を読んだのですが、単行本とは大分趣が異なるようなので、
そちらの方も気になってみたり…
青空チェリー

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しんちゃんの買い物帳
今日何読んだ?どうだった??
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天使の卵―エンジェルス・エッグ天使の卵―エンジェルス・エッグ天使の卵―エンジェルス・エッグあまなつAdhover 天使の卵―エンジェルス・エッグ』の続編。
あれから10年―――
時ばかりは容赦なく過ぎ去っていくのに、
人間としては10年分成長し、
背負った過去のあまりの重さに、頭ではあの出来事を『過去のもの』ととらえつつも、
肝心の心の部分で人生の再出発に踏み出せない歩太と夏姫。
歩太は芸大卒業後世界を放浪し、今は塗装工として働いている。
夏姫は2年間の高校教師生活に自らピリオドを打ち、今は普通の会社員。
夏姫のかつての教え子であり、彼女を密かに想っていた慎一が、
バイト先のカフェで彼女を見かけたところから、
3人の運命が動き出す…

天使の梯子
集英社
村山 由佳(著)
発売日:2004-10
おすすめ度:4.0


内容(「BOOK」データベースより)
『天使の卵』から10年。歩太・夏姫、29歳。
8歳年下の男に熱愛される夏姫…。
再び、あのせつない恋物語が甦る。



相変わらず叙情的で、美しく優しい文章で、
こんな言葉で、こんな恋愛物語を描かれたら、
切なくならずにはいられません。

夏姫の成長っぷりが見事です!!
彼女ってこんなステキな女性でしたっけ?
対照的に、不幸な生い立ちから自分の価値を見出せず、
どこか醒めたところのある慎一がだんだん感情むき出しに…といったらあれですが、
自分の気持ちを素直に表してゆくのが印象的でした。
歩太と夏姫の抱える事情を知らないのは、我々読者を含めても、唯一慎一だけで、
彼が思うところの、「夏姫さんをもっと知りたい」という思いには、
あぁもう私が全部話してあげるよ的なもどかしさがありました。
歩太と夏姫が、あれ(『天使の卵―エンジェルス・エッグ天使の卵―エンジェルス・エッグ天使の卵―エンジェルス・エッグあまなつAdhover 天使の卵―エンジェルス・エッグ』)から10年の歳月を経てずいぶん大人になった分、
そんな慎一のガキっぽさが顕著に現れていて、
最初は、
「コイツ、なんもわかっとらんくせに、いい気になった生意気なおこちゃまめ!!」
なんて悪態ついてたりしてたんですが(笑)、
ラストでようやく、夏姫たちと同じラインに立った気がして、
実に爽やかに読み終えることができたのでした。
恋をするってステキなことですね。
そして恋する人が輝いているのも頷けます。
だって、相手を想うその心が、すでにきらきらと輝いているのだから。

今、漢字変換してふと思ったのですが、
相手の『相』に『心』で『想』う。
漢字ってすばらしいですな。

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天使の卵―エンジェルス・エッグ
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強く、逞しく、美しく、そして儚い…そんな女たちの愛と性を描いた物語。

舞台は江戸の花街、吉原。
その中でもさほどの規模を誇らない、小見世・山田屋の遊女達の、
決して叶わぬ恋を描いた連作短編集。

花宵道中
新潮社
宮木 あや子(著)
発売日:2007-02-21
おすすめ度:4.5


幸せな過去も、帰る場所も、逃げ出す術も持たない彼女達は、
借金のみを背負い、毎夜身体を売る。
想い人と結ばれる夢のような話など、とうの昔に散り消えた。
それでも、それでも…胸をこがすこの『想い』だけは決して失うまい…
そんな遊女達の強さや逞しさが、鮮やかに美しく、切なく描かれている。

それぞれの短編で描かれている因果な人物相関が明らかになるにつれ、
切なさは残酷なまでにいっそう極まる。
悲壮感漂う悲恋の連続なのに、
恋する人への『想い』だけは最後まで全うしているから、
不思議と絶望感はない。
ただひたすらに切ないのだ。

お気に入りの物語は朝霧の恋を描いた『花宵道中』と、
その朝霧の姉女郎であった霧里を描いた『青花牡丹』。
もう涙なしでは語れません。
『胸キュン』などと軽々しく口にすることが憚れるくらい、
彼女達の一途な想いに、またその想いにすがるしかなかった彼女達に、
ただひたすら哀悼の気持ちを捧げたいと思いました。
特筆すべきは、新人作家さんとは思えない文章の美しさでしょうか。
(無性に着物というものを着たくなりました。)
まさに女性のための純愛小説。オススメです。

しかしながら、このような売られた(または攫われた)少女達が、
その昔この日本に、実際に存在したということを忘れてはなりません。
国際情勢にはとんと疎いのですが、
アジアの貧しい地域などでは、
たった今、この瞬間にもモノのように売られていく少女達がいるとききます。
恵まれた環境でぬくぬく生きている私に何ができるだろうかと考え、
何も思いつかない自分に虚しさを感じます。

本作はあくまで小説として、美しくエロティックに作品を仕上げているが、
女性としては色々考えさせられてしまいました。

余談Part1。
同じく花魁の世界を粋に描いた、安野モヨコさんの『さくらん』。
映画にもなりましたね。
この機会に読み返したいのですが、どこを探してもありません!!
なぜー!!

さくらん

余談Part2。
表紙絵、さやかさんですね!!
もう、この人しかいないって感じですか。
さやかさんの画集はコチラ
恋の四十八景

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ナカムラのおばちゃんの読んだん
みかん星人の幻覚
ほんだらけ
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やっと最新刊までたどりつきました。
『時間鉱山』エピソード後編!!
3巻からは1年しかあいてないですねっ。
この調子でガンガン出して欲しいです。

4巻でのエピソードは以下の通り。
『時間鉱山Part2』
『エピローグ―帰還―』


時間鉱山の中で行方不明になったキエを探しに、
シェンが時間鉱山の『副作用』も顧みず、
ユキオとヒロムを連れて捜索に行くところから物語が始まる。
時間鉱山に翻弄されながら、キエ、ユキオ、ヒロムを地球に生還させる道のりが描かれる。
生還への道のりは、案の定波乱に満ちていて、息つくまもなく一気読み。
3人がそれぞれ抱えていた事情が明らかになり、
「なんとか、なんとかあともうちょっと頑張って!!」
と言わずにはいられない展開であった。

そしてついに姿を現した『血まみれローズ』ことシェンの母親。
3人の、そしてシェンの運命や、いかに!?

生きたいという気力がなければ、身体は死へと引きずり込まれてゆく。
登れ、登れ。己の山を登れ。



…大丈夫。『時間鉱山』での物語は完結を迎えます。
シェンとローズの邂逅の場面では、なんとなく複雑な気持ちになりました。
シェンの抱える心の傷・心に空いた穴を垣間見てしまった気がして。
途中から3人の名前が漢字表記されるのですが、
彼らが『現実』に近づいている様子をうまくあらわしているなぁと感服。

自分の人生を生きるということは、基本的に孤独なことであり、
独りで歩んでいかなければならない。
道中には様々な困難が待ちうけ、時に絶望で歩けなくなることもあるかもしれない。
しかし、独りで歩いている中にも、常に『支え』というものが存在し、
助け合いながら歩んでいけるのも人生である。
歩いているうちに、道端に咲く花を見つけ、ささやかな幸せを感じるかもしれない。
ひとりじゃない。ひとりでは、生きていけない。
3人の生還への道のりは、まさに人生の縮図そのものであった気がした。

次巻以降は、失踪したシェンの友人リップの行方や、
まだまだ逃亡中の脱走犯たちの悪行、
『抵抗者(フリッカー)』たちの動向、
そして、あの血まみれローズとどう決着がつくのか、
そもそも彼女の本意はなんなのか…
あたりがテーマでしょうか。
気になることはまだまだ盛りだくさんですが、

長い物語も、とりあえず「ヤマは越えました」という感じ。

しかし、「ヤマを越える」をこう使うとは…さすが宮部さん。

徐々に明らかになっていくテーラの真相。
描写が細部にわたるため、多少のじれったさを感じるが、
このじれったさがたまらなく好きだ。
細やかな描写が、ファンタジーの世界を、また夢(場)の中をリアルに描きだしてあり、
それ故、見知らぬ世界への思いが無限に広がってゆくのだ。

余談。
巻を追うごとに、表紙のシェンがだんだん大人っぽくなってきてるー♪
なんかもう色っぽくてクラクラなんですけど!!!
シェンもいよいよ『青年』の仲間入りかな。
扉絵のカーリンもステキ。

ドリームバスター 4 (4)
徳間書店
宮部 みゆき(著)
発売日:2007-05
おすすめ度:3.5

【関連商品】
ドリームバスタードリームバスター2ドリームバスター〈3〉
Amazy


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ドリームバスタードリームバスタードリームバスターあまなつAdhover ドリームバスター感想
ドリームバスター2ドリームバスター2ドリームバスター2あまなつAdhover ドリームバスター2感想
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柊舎の書庫
苗坊の読書日記
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もはや中毒と言っていいほど、ゲーム三昧な日々。
道草もいいかげんにしろよー、と思いつつやめられない。
読まにゃならん本も、感想書かにゃならん本も、結構溜まってるのですが。

お風呂用読書本にしていた本が行方不明になりました
読みかけなのに…
おかん、勝手に片付けんなや~

逃避行逃避行逃避行あまなつAdhover 逃避行』篠田節子
思いわずらうことなく愉しく生きよ思いわずらうことなく愉しく生きよ思いわずらうことなく愉しく生きよあまなつAdhover 思いわずらうことなく愉しく生きよ』江國香織
『逃避行』…あらすじからして泣くのわかってるのに買ってしまう。
読むの辛そうだな。読むけど。
久々に江國さん作品を買ってみた。結構分厚いなー。
逃避行思いわずらうことなく愉しく生きよ
Amazy


のだめカンタービレ #18 (18)のだめカンタービレ #18 (18)のだめカンタービレ #18 (18)あまなつAdhover のだめカンタービレ #18 (18)
百鬼夜行抄 (9)百鬼夜行抄 (9)百鬼夜行抄 (9)あまなつAdhover 百鬼夜行抄 (9)
『ツバサ(19)』
Ruiちゃんが!!Ruiちゃんがーー!!!!あんた偉いよ。感涙。
それにしてもなんて爽やかな表紙!!
のだめカンタービレ #18 (18)百鬼夜行抄 (9)
Amazy


ファイナルファンタジーXIIレヴァナント・ウイング アルティマニアファイナルファンタジーXIIレヴァナント・ウイング アルティマニアファイナルファンタジーXIIレヴァナント・ウイング アルティマニアあまなつAdhover ファイナルファンタジーXIIレヴァナント・ウイング アルティマニア
コンプリート目指してシークレットエンディングを見なければ!!
これのせいで、これのせいで読書が一向に進まん!!
ファイナルファンタジーXIIレヴァナント・ウイング アルティマニア

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ついに3巻までやってきました!!
魅力的な新キャラクター、カーリンも登場し、ますます彩り豊かになる作品。
1巻・2巻の感想はコチラ
ドリームバスター感想
ドリームバスター2』感想

本作収録作品は以下の通り。
『赤いドレスの女』
『モズミの決算』
『時間鉱山Part1』


『赤いドレスの女』では、1巻2巻に登場したD.P、道子と理恵子が再び登場。
じっくり再読した甲斐があったってもんです。
ここでは理恵子の普段の生活ぶりがやや明らかになるが、相変わらず弱気で頼りなげ。
それでも、マエストロに渡されたリストバンド(錨)を心のよりどころに、
以前よりは前向きにたくましく生きている様子が伺える。
同じD.Pとの出会いも果たし、一安心…と言いたいところだが、
あのリストバンドにはやはり『秘密』があるようで…
ときおり理恵子の近くをよぎる『赤いドレスの女』は、
あの血まみれローズ―――シェンの母親なのだろうか!?
しかしなぜ、その姿が目に見えるのか!?
謎は深まるまま、一抹の不安を抱きながらも、今はリストバンドだけが頼りなのだ。
今後の展開に注目!!…せざるを得ないでしょう!!

『モズミの決算』
D.P、タカシの置かれている状況はは悪くなる一方である。
具体的かつ現実的解決策が見出せないまま、場を後にする一行。
心身とも疲弊しきったシェンはついに体調を崩す。
そこに、元D.Bでシェンとも知り合いであったパーカーの姪であるカーリン登場!!
『ド』がつく田舎娘で、まっすぐで正直な性格からしょっちゅうシェンともめてるが、
その様子が実になごむのである。
人物描写に手抜きがないので、臨場感たっぷりに読ませてくれる。さすが。
息つく間もない、タカシのエピソードの中に、うまく盛り込まれていて、
物語の世界がまた大きく膨らんだように感じた。

モズミなりの決着は、あまりにあっけなく幕を閉じる。
これからのタカシの将来を考えると、何が最善だったのかわからなくなる。

『時間鉱山Part1』…ってことは続きがあるわけで。今回は前半。
今回の舞台はD.Fではない。似て異なる場である。いや、正確には場ですらない。
『時間』の素があふれ出す源泉のようなものの近くに存在する時間鉱山と呼ばれる場所。
どうやらそこにシェンの友人であり、D.Bでもあるマッキーが迷い込んだらしい。
マッキーを探しに時間鉱山に降り立ったシェンとマエストロ。
しかしそこには既に『先客』がいた。
日本人の子供1人と、カップルらしき2人組。
この3人にはのっぴきならない事情があり、時間鉱山に迷い込んだ。
シェンたちはマッキーを、3人のワケアリ日本人を、無事もとの世界に帰せるのか!?
以下4巻に続く!!!!

って、全然、感想になってないですね。
感想書こうとするとどうしてもネタバレするので、
ネタバレ可な方のみ、「続きを読む」で続きをどうぞ!!

ドリームバスター〈3〉
徳間書店
宮部 みゆき(著)
発売日:2006-03
おすすめ度:4.0


出版社 / 著者からの内容紹介
シェンとマエストロのドリームバスターの物語はいよいよ佳境にさしかかる。
現代地球の日本に出現した彼らは!? 待望の書き下し、最新刊!


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現在4巻まで絶賛発売中!!
ドリームバスタードリームバスター2ドリームバスター〈3〉ドリームバスター 4 (4)
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book
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不眠症の檜山、夜の町を徘徊する矢鳴、頑なに心を閉ざしたキューピーさん。
大なり小なりこころに潜む悩みを抱えた3人の高校生たちの物語。
いわゆる『青春』のやや斜め上あたりを漂うように過ごす彼ら。
3人の絆は希薄なようでいて、糸のようなものでか細くつながっている。
「あれ」と呼ばれる奇病に冒され、喪失を免れない運命にある矢鳴を前に、
私こと檜山とキューピーさんはなすすべもなく日常をただ通過する。
園芸部を通して徐々に深まる3人の絆であるが、
深まった絆の分だけ、喪失による悲しみも大きい。
それでも『私』は彼らとの距離をもっと縮めたいと願う。

読後はなんだか淋しい気持ちになる。
無性に人を、人と触れ合うことを恋しく思った。
これが『喪失感』というものかしら。
しかしその喪失の悲しみも、時を経るにつれ薄れゆき、
喪失の悲しみを忘れてしまいかけた自分に淋しさを覚えるのだ。
人間とはそういうもので、そんな虚しさをうすぼんやりと描いた作品であった。
全体的にけだるい雰囲気で、曖昧模糊とした印象。
なかなかいいテーマを扱っていると思うのだが、あともう一歩、踏み込んだ描写があれば、
胸に迫るような作品だったのかもしれない。
かゆいところに手が届かなかった、ちょっと残念な作品であった。

『青春』というものをどこか揶揄しているような描写が散見されるが、
それを読んで、
「おぬし、まだまだ若いのぅ」
と思ってしまった私はもうオバサンなのかしら(笑)
そういうものに対して、何かしら難癖をつけたがるところに、
作者の若い感性と、現代的なものを感じた。
全体的にとらえどころのない散文的な作品なのに、『青春』というキーワードだけは、
やたらとくっきり(しかもネガティブに)感じられた。

『失われる者と残される者』という観点からは、
三崎亜記さんの『失われた町失われた町失われた町あまなつAdhover 失われた町』を彷彿させたが、
※『失われた町』の感想はコチラ
本作の心理描写・情景描写は、『失われた町』にあるそれには遠く及ばない。
本作発表時埜田さんはまだ20歳。
今後どんな作家として成長していくのだろうか。

些末なおもいで
角川書店
埜田 杳(著)
発売日:2006-12
おすすめ度:1.5


内容(「BOOK」データベースより)
不眠症の高校生・桧山は毎夜窓の外を見下ろし、夜の町に深い海のような孤独を見ていた。
そんなある夜、やはり眠れずに彷徨していた同じクラスの矢鳴に声をかけられる。
二人は次第に打ち解け合い、少女・キューピーさんも輪に加わって心地よい日々が始まった。
しかし、矢鳴は「あれ」と呼ばれる奇病に罹っていた。
身体のそこかしこが痒くなり、やがて…。
喪失の痛みと、それでもなお繰り返される「日常」の残酷。
20歳の新星がものした、たったひとつの『かけがえのない物語』。
かつてどこにもない、ここからしか生まれ得なかった青春文学。
第2回野性時代青春文学大賞受賞作。



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<花>の本と映画の感想
黒夜行
ほんだらけ
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瀬尾さんの文体は優しいだけに、この「いじめ」というテーマの重さが際立っている。

いじめって、ナゼ起こるのかしら。

気に入らないヤツはいくらでもいる。
そこまでいかなくても、ソリの合わない人というのはたくさんいる。
しかしなぜそれを、しかも陰湿なやり方で攻撃するのか。
弱肉強食とは違う。
動物のそれは、生きるための自然の摂理だ。
人間が人間に行ういじめは、自分が優位に立っていたいという、
身勝手で自分本位な醜い行動である。

奇数章をみちる、偶数章を優子の一人称で描いてある。
かつて優子のいじめに加担し、今自身のいじめを真正面に受け止めるみちる、
かつてひどいいじめに遭い、しかし今はみちると友人である優子。
それぞれの立場から見た、崩壊した教室でのいじめの様子や、
学校の、教師の無力さが残酷なほどリアルに描かれている。

生徒のこころを知ろうともしない教師。
わかっていながら見て見ぬフリをする教師…
これは小説だ、とわかっていても、
あちらこちらに教育現場の本音が隠されている気がしてならない。
現役教師である瀬尾さんだからこそ書ける物語だと思う。

「(略)いじめは会議室で起きてるんじゃない。教室で起こっているんだって感じ。(略)」



耐えるみちる。
かわす優子。
耐えて耐えても逃げ場はなく、かわし逃れても『居場所』がない。
彼女達のやるせない思いが、最後までむねにつかえて息が詰まるようだった。
いじめに正面切って馬鹿正直につっこんでいく、
痛々しいみちるの姿に涙が出てきた。
またみちると父親との絆、優子とその両親のそれがいかにも対照的だったのが印象的だった。
いつか彼女達は『温室』という密室から羽ばたいていくのだろうか。

生きていくうえで色んな困難が降りかかるが、
その対処の仕方は人それぞれだ。
やり方はひとつじゃない、ということを教えてくれた作品でもあった。

温室デイズ
角川書店
瀬尾 まいこ(著)
発売日:2006-07
おすすめ度:4.0


出版社/著者からの内容紹介
今最注目の作家が贈る、痛くて沁みる極上青春小説。
トイレでタバコが発見される。遅刻の人数が増える。
これらの始まりの合図に教師たちはまだ気づかない。
私たちの学校が崩壊しつつあることを。
私には一体何が出来るのだろうか……。
心に染みる極上青春小説。



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苗坊の読書日記
粋な提案
かみさまの贈りもの~読書日記~
ひまさえあれば
本のある生活
+ ChiekoaLibrary +
ナナメモ
寝ていられるのになぜ起きる?
おこって、おこって、ないて、わらって。
"やぎっちょ"のベストブックde幸せ読書!!
今日何読んだ?どうだった??
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前作では典型的だった『極悪人』だった、テーラからの脱走犯であったが、
本作で登場する脱走犯たちは、少し趣が異なる。

本作に収録されているお話は以下の2つ。
『目撃者』
『星の切れっ端し』


『目撃者』のD.Pは、極度に他人を恐れ自分に自信の持てないOL、村野理恵子。
ある殺人現場を目撃し、そのことについて警察で証言することになるが、
逮捕された犯人が、本当にそのとき『目撃』した人物であったのか、疑問を持ち始める。
その心の隙につけこんだのがワッツと呼ばれる脱走犯だったのだが…

理恵子はなにかにつけて、自分にダメ出しをしてしまう人間。
不安すら勇気に変換してしまうシェンとは争い―――というかシェンが一方的に嫌っているのだが
が絶えない。
でも私には理恵子の気持ちがよくわかるんですよ。
他人を気にして、他人は皆自分を批判しているのではという、ある種の錯覚。
心理描写が巧みだからこそ、こんなにも彼女に同情してしまうのだろうなぁ。
大半の方は理恵子のダメっぷりにイライラさせられるに違いない。
シェンと同じように。
実は、私もはじめてこの物語を読んだ時はそうでした。
でも、仕事上で上司とうまくいかなくて、やや対人恐怖となってしまった今、
彼女の気持ちが痛いほどわかる。

シェンとマエストロは、ワッツを捕まえるべく、そして理恵子に自身を取り戻させるべく、
ありとあらゆる手段を使いミッションに挑む。
ミッションの後半は、まさに手に汗握る展開!!
『夢』の話なのに、読んでいるこちらの夢にも出てきそうな、
おぞましい闘いが展開されます。
さて、シェンのマエストロの理恵子の、そしてワッツの運命やいかに!?
…それは読んだ方のお楽しみ。

このミッションではなんといってもマエストロがかっこいい。
いいカウンセラー役をこなしています。
理恵子だけでなく、私もマエストロに救われました。

「重たい荷物がなぜ重たいのかわからねば、背中からおろすことはできませんかな?」
「…………」
「重たいから少し荷物を減らそうと、おろしてしまうのが先ではありませんかな?」



『星の切れっ端し』でのD.Pは、親から虐待を受けている少年タカシ。
テーラで同じ境遇にあった脱走犯モズミが『共棲』している。
新人D.Bスピナーも伴い、場に降り立つ一行。
しかしモズミがタカシに危害を加える様子はなく、
むしろ親の虐待からかろうじてタカシを守っているという、異例のミッション。
状況が状況だけに、ミッションは難航する。
そんな中、ひとりスピナーはD.Bのやり方に疑問を持ち…
…というわけでこのミッションは3巻に続く!!あぁ!!

主人公達だけでなく、いわゆる脇役キャラにまで及ぶ、細部までの描写。
これがあるから、ファンタジーという異空間でも、
登場人物たちに共感したり、反発を覚えたりできるのだと思います。
また本作では、私怨による通り魔的殺人や児童虐待といった、
現代日本にはびこる難問に、ファンタジーという手法でアプローチしています。
本作で登場する脱走犯たちは、確かに凶悪な犯罪を犯した罪人である。
と同時に、人でもある。
いわゆるファンタジーにありがちな、『勧善懲悪』が通じないもどかしさ、
これらが『ドリームバスター』のおもしろさだと思います。

モズミは?タカシは?スピナーは?
そして行方不明のままのリップは?
様々な謎を残したまま3巻に続く!!

なんて読者泣かせのシリーズなんだ!!
ドリームバスター』(1巻)の感想はコチラ

ドリームバスター2
徳間書店
宮部 みゆき(著)
発売日:2003-03-31
おすすめ度:4.5

出版社/著者からの内容紹介あなたの悪夢退治します!
16歳のシェンと師匠のマエストロ二人のドリームバスターが、
地球とは別の位相に存在する惑星テーラから、
地球人の夢の中に潜り込んでいる懸賞金のかかった凶悪犯を退治しにやってきた。

今度のミッションは、シェンにとってどうも、苦手だった。
村野理恵子という極度に他人を恐れる20歳のOLの夢のなかだ。
彼女は殺人事件の目撃証言をしたことがあり、
それ以来、誰かが心の中で話し掛けてくるという。
自分が目撃したのは、本当に犯人なのか?
落ち込む彼女に苛立ちつつ、シェンは彼女の悪夢に同調してしまう。
というのは、無意識にシェンの母親ローズを、思い出しているようだ。
実はローズは、D・Bのターゲットでもある凶悪犯の一人だった……。



【関連商品】
現在4巻まで刊行中!!
ドリームバスタードリームバスター2ドリームバスター〈3〉ドリームバスター 4 (4)
Amazy


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ダ・ヴィンチ 2007年 07月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2007年 07月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2007年 07月号 [雑誌]あまなつAdhover ダ・ヴィンチ 2007年 07月号 [雑誌]
ダイスキなキャラメルボックスの特集が組まれてたよ!!
うひゃー、懐かしい。
ダ・ヴィンチ 2007年 07月号 [雑誌]
メディアファクトリー
発売日:2007-06-06


檸檬のころ檸檬のころ檸檬のころあまなつAdhover 檸檬のころ』豊島ミホ
あおいあおいあおいあまなつAdhover あおい』西加奈子
おはなしの日おはなしの日おはなしの日あまなつAdhover おはなしの日』安達千夏
読んでもいないのになんだかMyブーム豊島さん。
名前だけは知ってる西加奈子さん。
文庫の新刊だったので買ってしまった。
モルヒネモルヒネモルヒネあまなつAdhover モルヒネ』ではいまいち感情移入できなかった安達さん。
今回も痛そうな話ですが、なぜか気になってしまい買ってしまった。

檸檬のころあおいおはなしの日
Amazy


青空チェリー青空チェリー青空チェリーあまなつAdhover 青空チェリー』豊島ミホ
底辺女子高生底辺女子高生底辺女子高生あまなつAdhover 底辺女子高生』豊島ミホ
翼―cry for the moon翼―cry for the moon翼―cry for the moonあまなつAdhover 翼―cry for the moon』村山由佳
こちらは古本屋で。
なんだか豊島さんに惹かれる…ナゼ?
『底辺~』はエッセイなのですね。(そんなことも知らなかったのか!!)
小説を読んでから読むことにしよう。
『翼』は会社員時代のお友達NAONちゃんからのオススメ。
ちょうど村山由佳ブームなので思わず手に取る。

青空チェリー底辺女子高生翼―cry for the moon
Amazy


外出するたび、「本屋には近づくまい」と決心するのだが、
その決心は3秒ももたない。
「なるべく図書館で」とも思うのですが、
さすが神戸。
長野のイナカとは違い、待ち人数がハンパじゃない。
150人とかザラだもんね。
人口約20万人の松本に対し、神戸市の人口約153万人。
なのに図書館の「数」自体はどっちの市もあまり変わらない。
まぁ、蔵書の数は違うだろうケドさ。
人気作家さんの新刊ともなれば、もう奪い合いですな。
ネットから予約できるのをイイコトに、何冊か予約しましたが、
きっと忘れた頃にやってくることでしょう。
待ちきれない私はそうして買ってしまうのです。
特に文庫化されてるヤツは、「ま、いっか」って。
文庫でも古いものはまず古本屋で探すんですがね。
新刊台コーナーで目があってしまうと買っちゃうんだよーう!!

なのにこんなに積読にしてるって、罪すぎないか!?

…とちょっとだけ思う今日この頃。
「買ってしまえばいつでも好きなときに読めるしー」とか思うのが積読のはじまり。

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すいません。今回ちょっと辛口です。

心の病もちの私としては、タイトルに『うつ』『心の病』などとあると、
ついつい手にとってしまう。
この本も書店員時代に棚で見かけて気になっていました。
こないだ図書館に予約本をとりに行ったら、偶然棚に並んでたので借りてきました。
ぱっと見た感じ、ノンフィクションかなと思ったのですが、『一応』小説でした。
でもあとがきを読む感じでは、作者自身の実体験もかなり元になっているようですね。

主人公の『わたし』(みはる)は、ある日娘のエリに「うつ病である」と告白される。

心を病んだ娘を思う親心が、ストレートにどかんどかんと描かれている。
エリの母親である『わたし』はお節介なのだ。
自分の都合でエリが中学生の頃離婚して別居・再婚したうえ、
離婚した夫にも再婚相手が現れ、エリは継母との生活を余儀なくされる。
そして継母との関係は決して良好ではなかった。
それが13年前のこと。
『わたし』はお節介をやくことで、なんとか『埋め合わせ』をしようと必死なのだ。
病気のコトだけではなく、結婚前提のお付き合いを斡旋したり、
エリをなんとか病院へ連れて行こうと、イロイロ根回ししたり。
正直、ちょっと引いてしまった。
ずいぶん勝手な「まま」(エリは母親のことをこう呼ぶ)だな、と思うのは、
私がまだ「娘」であるからでしょうか。

また人物相関が複雑で、丁寧な説明をしているだけ余計に煩わしく思えました。
時系列もなんだかあやふやで、今がいったいいつの事を言っているのか、
私にはちょっとわかりづらかったです。
中盤から後半にかけてうつ病関連書籍の引用文がやたらとめだったのも気になりました。
これがノンフィクションならわかるのですが、
あくまで小説なのだから、ここまでされると興ざめです。

唯一共感できたのは、うつ病になってしまった当人のエリ。
上司に理不尽な理由で叱責された時の落ち込み、自己否定。
自分には能力がない、という思い込み。
「病気に甘えない方がいい」という周囲の無理解。

作者は結局、この小説を通して何を伝えたかったのでしょうか。
実際に現在心の病に苦しんでいる人にはちょっとオススメできないかもです。
逆に、自分の子供や身近な方が苦しんでいるのなら、
ちょっと手にとってみるのもいいかもしれません。

エリのうつ
ゴマブックス
ひるま・ちいね(著)
発売日:2007-02-06
おすすめ度:4.5


内容(「MARC」データベースより)
キャリアウーマンの娘が突然、うつ病に。
毎日のようにメールと電話で会話する母子は、
昔の絆を取り戻しながら日常に潜む「未知の恐怖」と対峙する。
三田文学から飛翔したネオ・ノンフィクション。



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ドリームバスター
待望の4巻がついに発売されましたね。
4巻を読むためにあたって理解を今一度深めようと、
現在1巻から再読中です(笑)

1巻の感想はコチラ

ちょこっとですが上記記事に追記しました。
早く、早く4巻にたどり着きたい!!

ドリームバスタードリームバスター2ドリームバスター〈3〉ドリームバスター 4 (4)
Amazy


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Amazonのレビューなんかでは、村上春樹の影響を多大に受けている…
とよく見かけたのですが、
へなちょこ読書ブロガーの私は村上春樹を読んだことがないので(!!)、
そのことに関しては先入観なしで読むことができました。

失われた町失われた町失われた町あまなつAdhover 失われた町』の三崎さんだから、結構期待していたのですが、
※『失われた町』の感想はコチラ
良くも悪くも三崎さんだなぁという感じでした。
まず設定がおもしろい。
ある日突然、となり町との戦争が始まるという。
戦争というからにはドンパチミサイルドカーン…を想像するのが普通ですが、
この作品中では、少なくとも描写においてはドンパチ一切なし。
この作品においての戦争とは、あくまで公共事業の一環という設定。
開戦日が来ても、街の雰囲気はいつもと変わらず、
水面下を潜水するように戦争は遂行され、
市民向け広報誌によってのみ明らかになる、しかし確実に増え続ける戦死者の数。

そんな中主人公・北原修路はとなり町への偵察業務を任命される。
となり町戦争係の、いかにもお役所的な香西さんとともに、戦争業務を遂行する毎日。
しかしながらやはり、あくまで私たちがイメージする戦争を前面に出すことはない。
そのあたりが、現代人の戦争に対する認識の乏しさや、
戦争というものをリアルに捉えられないある種の甘さを、
警告しているようにも思われました。
文庫版のみの別章では、特に、
戦争は『きれいごと』ではない、
そこには『正義』も『悪』もないと感じました。
ただひとり、いわゆる『戦争』を知っているといわれる、
修路の上司からのみ、戦争の匂いがしました。
とぼけた口調でありながらも、本作品におけるキィパーソンではないでしょうか。

物語が進むにつれ、「いかにもお役所的な」香西さんが、
だんだん人らしくなっていくのが、ほほえましかったかな。
それでも彼女は最後まで「自分らしさ」を出しきることがなかった、
淋しい描かれ方であったように思いました。

物語全体が水中の静けさや息苦しさを感じる中、
役所の手続きの煩雑さだけが、妙に浮き彫りに感じられたのは気のせいかしら。

となり町戦争となり町戦争
三崎 亜記

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内容(「BOOK」データベースより)
ある日、突然にとなり町との戦争がはじまった。
だが、銃声も聞こえず、目に見える流血もなく、
人々は平穏な日常を送っていた。
それでも、町の広報紙に発表される戦死者数は静かに増え続ける。
そんな戦争に現実感を抱けずにいた「僕」に、
町役場から一通の任命書が届いた…。
見えない戦争を描き、第17回小説すばる新人賞を受賞した傑作。
文庫版だけの特別書き下ろしサイドストーリーを収録。



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苗坊の読書日記
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マイPCからネット接続できるようになったと喜んでいたのも束の間…
嬉々としてネットサーフィンしてるうちに異変が

Nのキーが全く反応しない…

いやいや、前々から調子はイマイチだったのですが
ついにうんともすんとも言ってくれなくなりました。

ノートパソコンとしてはいかがかとも思うのですが、
明日朝イチで外付けキーボード買ってきます。
痛い出費ですが、修理に出すともっと痛いことになりそうなので。
は~。
モンダイが次から次へとふりかかる~
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時は幕末、処は江戸。彦四郎というひとりの御家人がいた。
文武に秀で、出世を約束されながらも、謀にハマり、貧乏生活を余儀なくされていた。
そんなときはもう神頼みしかない!!
土手から落っこちたところで偶然見かけた祠に手を合わせる…

しかし、それこそが運の尽きであった!!

三巡稲荷と呼ばれその祠。
彦四郎には文字通り、3体の、神は神でも邪神に憑かれてしまう。

ところがどっこい。
激動の世の中に翻弄され、神々にまでも翻弄されながらも、
最初の方こそ、手前のお財布の中身と立身出世のことで
頭がいっぱいだった彦四郎が、
様々な騒動に巻き込まれるうちに、自分の生きる道を懸命に模索し、
これと決めたことを何が何でもやり遂げる彼の一途さに、
胸を貫かれる思いでした。

時代こそ違うものの、
浅田さんの『政(まつりごと)』や『世相』に対する思いが伝わってくる作品でした。
エッセイでもよく触れられるこれらの話題であるが、
小説を通すことによって、よりいっそうリアリティが増し、
作者の思いが、どーんと伝わってくる、すばらしい作品だと思いました。

まこと世も末である。
ご政道がきちんとしてさえいれば、たとえ不運は免れずとも
不運によってもたらされる不幸は、救済できるはずであった。



いかにも浅田さんらしい考えですね。

私たちが生きる現代も幕末同様、あらゆる価値観が揺らいでいる時代です。
そんな時代に生きる今、他人の価値観や、
ましてや運・不運に惑わされるのは、果たして『生きている』と言えるのでしょうか。
他人はどうであれ、自分の信ずる道をただひたすらに馳せる彦四郎は、
神よりも神々しく輝いて、私の心の中で生きています。

3体の神々はじめ、登場人物もみな魅力的で一切の手抜きがないです。
この神々たちが、邪神とはいえむしろ人情に満ちていて憎めない。
読み終わった後、表紙の絵を眺めると、しみじみしてしまいます。
また、彦四郎の兄・左兵衛のダメッぷりにはおかしいやら情けないやら。
妙にツボにはまった人物でした。

憑神憑神
浅田 次郎

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はちみつ書房
うらひろ
読書とジャンプ
まったり読書日記
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今日、父の仕事がらみでお世話になっている方に、
我が家のネット環境を整えてもらう『はず』だったんです…

うちはケーブルに加入しているので、
その付録みたいなもんでインターネット接続サービスも利用しているのですが、
今までは父のPC1台、有線で繋いでたんですね。
そこに私のPCがきたもんだから、この際無線で2台接続…の予定でした。

んがっ
用意してくれた無線アダプタ(LANカード型)を私のPCに差し込むと、
突然ブルー画面。何度やってもダメ。
私のPC、一応内蔵で無線アダプタついてるんですが、
性能がイマイチらしく、長野でもアダプタ使ってたんですよ。
内蔵のでも試したんですが、やっぱダメ。認識されない。
しかし、なにをどーやってもダメ。
長野で使ってたアダプタで一応接続はできたものの、
今度は暗号化の設定ができない
そもそもAOSSワンタッチ設定がうまくいかない(泣)
もー、なにが悪いんだかさっぱりわからん。
これはいかんということで、
今日のところは保留とし、
また次回、違うアダプタ(USBの)でチャレンジすることになりました。

あ~、今日からは自分PCでネットし放題だと思ったのになー。
ショック

というよりも、仮にもネットワークエンジニアやってた自分が、
(しかも無線機器の担当だった)
なーんもわからんくなってたのが二重にショックでした。
SE時代の暗黒時代をまた思いだし、しばし寝込む。
あの頃の心の傷は、思ってたより深いらしい。
関連するタグ 【日記
引越しだのゲームだの、いそがしーとか言ってたワリには、
先月と同じく6冊
いやまぁ、少ないですけどね…(^-^;

ミミズクと夜の王ミミズクと夜の王ミミズクと夜の王あまなつAdhover ミミズクと夜の王』紅玉いづき……感想はコチラ
だいじょーぶ、のんびりいこう   心の薬の処方箋だいじょーぶ、のんびりいこう   心の薬の処方箋だいじょーぶ、のんびりいこう 心の薬の処方箋あまなつAdhover だいじょーぶ、のんびりいこう   心の薬の処方箋』藤臣柊子……感想はコチラ
天使の卵―エンジェルス・エッグ天使の卵―エンジェルス・エッグ天使の卵―エンジェルス・エッグあまなつAdhover 天使の卵―エンジェルス・エッグ』村山由佳……感想はコチラ
八日目の蝉八日目の蝉八日目の蝉あまなつAdhover 八日目の蝉』角田光代……感想はコチラ
となり町戦争となり町戦争となり町戦争あまなつAdhover となり町戦争』三崎亜記
憑神憑神憑神あまなつAdhover 憑神』浅田次郎

それでは恒例『●●賞』いってみましょう~。
今月はアタリが多く、厳選に厳選を重ねました。
う~ん、悩ましい。

まず今月のダントツ。コレははずせません。
母はかくいう理由で強いので賞

八日目の蝉八日目の蝉
角田 光代

中央公論新社 2007-03
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本当の子ではないのに、命を懸けて守ろうとする誘拐犯。
本当の子でありながらも、不器用な愛情しか注げない産みの母。
そして二人の母に育てられた娘は成長して…

6冊しか読んでいないので、『●●賞』は2冊が限界かと。
そう思うと、後一冊悩んで悩んでおかしくなりそうなのですが、
ここはあえて!!コチラをオススメします。
もうひとつはきっと皆さんオススメしてるだろうから。
自分の生きる道を信じて邁進しま賞

憑神憑神
浅田 次郎

新潮社 2007-04
売り上げランキング : 182
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感想UPまだですが、ドタバタコミカル中にも、
語るに尽くせない愛情あり、涙あり、感動あり。
日々を誠実に生き、自分の生きる道を模索する主人公にホレました。
ラストはやはり涙です。
私、浅田さんが好きなんだろうなー。
この『●●賞』受賞No.1作家さんですよ。

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