凛子の毎日記録。本読み、げぇむ、手作り雑貨、本屋・雑貨屋巡り、おいしいもの食べ飲(呑)み歩きの記録、になっているはず。目指すはエッセイ的な文章か。
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先日の文字化けですが、なんとか復旧です。
原因は不明ですが、ユーザータグの設定に問題があったようで、
ユーザータグを空欄にしたら直りました。

結果オーライ(ノ´▽`)ノ llllll オオォォ-!

ってことで。(いいのか!?)
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CAUTION!!

電車内で読むのは危険です。
立ち読みも場合によっては危険です。

あなたはピクトさんに会ったがありますか?
「NO」…!?
いえ、必ずどこかで出会っています!!

それは、非常階段で。
それは、電車のホームで。
それは、エレベーターやエスカレーターで。
それは、掃除中のトイレで。

ピクトさんの本
ビー・エヌ・エヌ新社
内海 慶一(著)
発売日:2007-04
おすすめ度:4.5


思い当たりましたね!?
そう!!主に緑色or黒色(背景は白及び黄色が多いか!?)をしたあのお方ですっ!!

この本は様々な場所で、カラダを張って私たちにキケンを知らせる、
そんなピクトさんをクローズアップした本です。
この本では、ピクトさんを主に、
■転倒系
■頭打ち系
■かけこみ系
■はさまれ系

など計9つ(+α)に分類し、その生き方を惜しげもなく晒したものです(笑)

たとえばこんなかんじです。
・電車にかけこもうとして扉にはさまってしまうピクトさん。
・濡れた、または凍った地面で転倒するピクトさん。
・踏切のバーで頭をしこたま打ってしまうピクトさん。

などなどです。

写真だけでもオモシロイのですが、
そんなピクトさんを冷静にかつ的確に、そして大真面目に解説している様子が面白いです。
いちばんウケたのは、

・はさまれ系



・手タレ(※)ピクトさん

※手タレとは、手のみのタレントピクトさんのことをいいます(笑)
思わず隣の誰かにおもしろさを分けてあげたくなります。
笑いの共有!!スバラシイ!!

この本のスゴいところは、ピクトさんに人格(ピクト格!?)があることに尽きます。
なんと子供のピクトさんまでいます。
ピクトさんの子供は、立派なピクトさんになるため、
子供の頃から危険な目にあって修行するそうです(笑)

パッと開いたページから楽しめる、愉快な一冊です。
嫌な気分の時、笑いが足りない時、
ピクトさんを見習って、人生体当たりで頑張りましょう!!

HPあります(笑)
日本ピクトさん学会

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昨日の『海』(小川洋子)の記事ですが、
なななんか激しく文字化けしているので、
一時的に非表示にしました…つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
ご了承くださいm(__)m
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7編からなる短編集。
心が洗われるとは、こういうことかもしれない。
どの作品も凪いだ『海』を連想させる、
深く静かで力強い作品達。

海
新潮社
小川 洋子(著)
発売日:2006-10-28
おすすめ度:4.0


装幀が吉田篤弘さん&吉田浩美さんですね!!

2~3ページに満たない、超短編からそこそこボリュームのある作品まで、
ほんとうに色とりどり。
共通しているのは、ただ静かで深い世界であるということ。
あまりにも静か過ぎる部屋で、
キ―――――ンという音にならない音が鳴っているときのような、
緊張感も味わえる。
思う存分、文字の海に浸りたい、そんな作品です。

特に印象的だったのは、
『バタフライ和文タイプ事務所』
『ひよこトラック』
『ガイド』

でした。
なかでも『バタフライ和文タイプ事務所』がいちばん、好き。

『バタフライ和文タイプ事務所』
タイトルそのまま、ある和文タイプ事務所のできごとを綴った物語。
和文タイプは…いつだかのyom yom(新潮社)で、
三浦しをんさんが体験談を書かれていましたね。
なので余計に印象的でした。
実物を見たことがないので、母に詳しく解説してもらい、
しっかり楽しむことができました。
欠けてしまった活字(3センチほどの四角柱)の交換先で出会う、声だけの存在。
その彼にほのかな、まだ恋にはたどりついていない、淡い気持ちを抱く「わたし」。
たびたび活字を欠けさせては、彼に思いを寄せる…
ひっそりと、ただ、タイプライターの音だけが響く、セピア色の世界。
欠ける活字がどれもびっくりするような漢字でドキッとさせられる。
でもさすがは小川さん。
こちらの驚きなんておかまいなしで、ただ淡々と物語っている。

『ひよこトラック』
老人と少女の音無き交流。
この世界によけいな音はいらないのではないかと思う。
よく晴れた日向ぼっこ日和の、ちょっと埃っぽい空気の匂いを嗅いだ気がした。

『ガイド』
とあるツアーでの予期せぬトラブル。
少年と老人の、不思議な時間の共有。

何も起こらない、ただそれだけのことなのに、どうしてこんなに惹かれるのだろうか。
小川マジックもしくはトラップでしょうか。
こんなマジックやトラップなら、何度でも騙されたい。
うーん、きっと私は小川さんの創る世界が好きなんだなぁ…
何冊か積んでいるので、しっとりした雨の日にでも読んでみよう。

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絆の強さにただただ圧倒される。

第138回直木賞受賞作。
タイミングよく図書館から回ってきました。

私の男
文藝春秋
桜庭 一樹(著)
発売日:2007-10
おすすめ度:4.0


出版社 / 著者からの内容紹介
お父さんからは夜の匂いがした。
狂気にみちた愛のもとでは善と悪の境もない。
暗い北の海から逃げてきた父と娘の過去を、
美しく力強い筆致で抉りだす著者の真骨頂『私の男』。



桜庭さんの作品はこれで3作目。
今までの作品で一番圧倒させられました。
のちに『桜庭一樹読書日記』で、
この作品の「産みの苦しみ」みたいなものを垣間見るのですが、
なるほど納得。
読書中、読了後も狂おしく絡みつく『何か』に、いささか恐怖さえ覚えました。

ひとつひとつ紡ぎだされる美しいことばを、じっくり読ませる作品。
こう…ダーーーーっと読めないのです。
そのようなことは…許されないのです。
そんな意気込みを感じる、渾身の作品です。

登場人物の一人称が次々と変わりながら、花と淳悟の関係を遡るという、
ちょっと変わった時制でもって語られるスタイル。
最後まで読んでもう一回読み返したくなりました。
うう…買ってしまいたい、いっそのこと。

だんだん明らかになっていく、花と淳悟のちょっと異常な関係、過去、生い立ち…
どきどきしながら読みました。
エロティックなシーンであっても、桜庭さんが描くと、
とても崇高な行為であるかのような気がしてくる。
このエロティックな美しさを、どれだけ受け止められただろうか。
どれだけ花と淳悟の絆を受け止められただろうか。
両の手では、とても足りない。

花と淳悟の絆は、鎖のように重たく、冷たく、確固たる意思をもってふたりを繋いでいる。
狂おしく絡み合いもつれ合う―――絆。
他人には見えない、見てはいけない、そんな絆を桜庭さんによってまざまざと見せつけられた。

Amazonでの評価は…賛否両論なかんじですねぇ。
でも私はこういうダーティーな作品が大好きです。

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桜庭さんの本棚、いざ拝見―――!!!!

桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。
東京創元社
桜庭 一樹(著)
発売日:2007-08
おすすめ度:4.0


うむぅ、すごいです。
作家の方や編集者の方って、みんなこのような読書量なのでしょうか。
量だけでもすごいのに、
むかーし読んだ本の内容に関してあれこれ物議をかもすものだろうか…
いやー、すごい。

東京創元社発行だけあってか、創元推理文庫が特に多かった気が。
海外モノ多し。
私が怖くて手を出せないところですっ…(^-^;
翻訳ものって、なかなか手が出せません。私のウィークポイントです。
これだけ積読があるのに、創元推理文庫は数冊しか持っていないのです。
なんだかこの本を読んでいると、
自分がなにやらもったいないことをしている気さえしてきます。

そうそう。
特筆すべきことは、あちらこちらで「ふるい本」に対する愛情がほとばしっているということ。
ふるい本って、会話文とか古くさくて(ふるいんだからアタリマエか)、
読みづらいなー、とか思ってみたのですが、

ふるい本なくして今の文学は在り得ない!!

んですよねー。
ふるい本にはふるい本のよさがあって、
一旦その世界にタイムスリップした気持ちで臨んでみるのもおもしろそうですね。

いやぁ世界は広い。そして時は長い。

そして気になった本をいくつかピックアップしてるうちに、
メモ帳がこんなことに!!



やばい。
気になった本=買っちゃいそうな本である。
本買いたい虫が、体の中で活動し始めてきましたよ!?
いちいち『図書館で借りる本』と、
『文庫なので買っちゃってもいっかー本』に分けているあたりが確信犯。
さあっ!!いよいよ海外ミステリに手をだすか!?
読まず嫌いだった海外ミステリですが、桜庭さんのこんな一言で、
ちょっと読んでみようかも、と心揺らぎました。

わたしは普段、本や映画を選ぶときに、
人が薦めるものをなるべく入れるようにしている。
自分の選択だけだとどうしてもかたよって、その場所がせばまっていってしまう。
せばまり続けるとちいさくなって完結して、そうなったら、死ぬ。



なるほどなー。
視野を広げるとか、多角的に物事を捉えるって、
できそうでなかなかできないですよねー。うん、頑張れ自分。

読書日記以外にも桜庭さんの日常について色々書かれていて、とても楽しめました。
他人の日記って、どうしてこんなにおもしろいのでしょうか。
そして特筆すべきは、時々垣間見える『産みの苦しみ』でしょうか。
日記連載中は、『少女七竈と七人の可愛そうな大人』の後半、『赤朽葉家の伝説』が執筆中で、
後半の方は直木賞受賞作となる『私の男』のプロット作り~執筆中だったそうです。
特に驚愕したのは、『私の男』の世界作り。
持てる力の全て、もしくはそれ以上の力でもって、作品を生み出しているのですね。
桜庭さんの作品に圧倒させられるわけが、すこしわかった気がしました。
作家さんの全力投球、まっすぐに受け止めたいと思いました。

そして桜庭さん渾身の思い。

こういうことを繰り返したら、作家も読者も聞き分けがよく似通った、
のっぺりした顔になってしまうんじゃないか。
笑顔でうなずきあいながら、ゆっくりと滅びてしまうんじゃないか。
駄目だッ!散らばれッ!もっと孤独になれッ!頑固で狭心で偏屈な横顔を保て!
それこそが本を読む人のがんめんというものではないか?
(略)
それぐらいの偏屈さは、最低限、保たなくては……。
みんな、足並みなんか、そろえちゃ、だーめーだー……。
古い本を!古い本を!むかしの小説を!読まないと死ぬゾ。



なんか桜庭さん、いっぱい死んでますね!?(笑)
ほとばしる本への愛を感じた一冊でした。

というわけで。
さっそく昨日、シゴト帰りに古本屋さんとジュ●ク堂へ行き、
膨大なリストを手に、色々買い込みました。
詳細はまた後日。ふふふ。

あぁ、私も心の赴くままに本を買い漁ってみたい…
(今でも十分?いや、これでもかなり厳選しているのですよ)

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しょっぱなから萌え――――――!!!!!!!!

キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!


うっわー、恥ずかしい!!くすぐったい!!赤面っ!!トリハダ!!
有川さん!!アナタはスバラシイですよ。
シリーズ第一作『図書館戦争』でやや辛口感想を書いた私を恨みます。
革命読んだ後、全作一気買いを思い描いたほどです。
(いまんとこなんとか一線をこえないで踏みとどまっている)

図書館革命
メディアワークス
有川 浩(著)
発売日:2007-11
おすすめ度:5.0


オビではじめて知ったのですが、コミカライズされているんですね~。
しかも二誌で!!
どちらもかわいらしい絵柄で、原作にとてもよく合っていると思いました。
アニメ化も決まっているそうで…
どなたが声をアテるのか、楽しみです。もう決定してるのかな?

※以下ネタバレ含む可能性大なので、ネタバレOKな方&読了の方は続きからドウゾ。

図書館シリーズ、感想はコチラ
図書館戦争図書館戦争図書館戦争あまなつAdhover 図書館戦争』→感想
図書館内乱図書館内乱図書館内乱あまなつAdhover 図書館内乱』→感想
図書館危機図書館危機図書館危機あまなつAdhover 図書館危機』→感想

図書館戦争図書館内乱図書館危機
Amazy


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音楽てさ
うまれたその瞬間瞬間が音楽なんだよね



第三回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞受賞。
和音(かずお、通称ワオ)とうたを通して音楽というものの素晴らしさを、
満開に咲かせた作品。
ワオは音大目指して浪人中。
うたは天才的な才能を持つスーパー小学生。
ふたりは出会うべくして出会い、
音楽というものを色鮮やかに描いた作品。

神童 (1)神童 (2)
神童 (3)神童 (4)
Amazy


読んだのは文庫版だったんですけど、画像がないので…

私自身ヴァイオリンなどを弾くこともあって、
音楽系のマンガなどはよく読むのですが(のだめ、とか、ピアノの森、とか)
この作品もすばらしいマンガでした。

うたのピアノを聴いてみたい、ワオのピアノを聴いてみたい、
そんな風に思わせる作品でした。
このマンガは職場の知人に借りたのですが、
「買ってもいいかも…!!」
と思いました。

ドラマチックな展開があるわけではないのですが、
音楽に対するふたりの想いや、音楽を愛する全てのひとの想いが、
この作品を彩っているようです。

信じられないような運命がうたを襲いますが、
まわりの優しく温かいサポートを受けて、ふたたびピアノと手をつなぐとき、
感激のあまり涙してしまいました。
感動のラストシーンが目に焼きついて離れない。

最初は独特な絵柄のタッチに戸惑いも覚えましたが、
この一見拙いタッチが、じんわりと温みをおびてきて、
静かに、でも、雄弁に語りかけてくれることでしょう。

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芥川賞直木賞発表!!

芥川賞
川上未映子『乳と卵』

直木賞
桜庭一樹『私の男』
私の男
文藝春秋
桜庭 一樹(著)
発売日:2007-10
おすすめ度:4.0


きゃー!!
桜庭さんオメデトウ!!

ナイスタイミングで今まさに借りているので、
はりきって読みますっ。
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浅田さんの作品は、いつもきらきらと輝いている。
万華鏡をみたときの感動に似ているかもしれない。

月島慕情
文藝春秋
浅田 次郎(著)
発売日:2007-03
おすすめ度:4.5


浅田さんの描く小説は、粋で切なくて胸に沁みる。
全7作からなるこの短編集、どの話もイイ。
読んだ後なんだかとても幸せな気分に包まれます。
ほっこり温まるスープのような味わいでした。
どの作品もとてもよかったのですが、
特に「供物」「雪鰻」「冬の星座」がよかったです。

「供物」
亡くなった前・夫への供物。
酒と暴力により別れて、苦しい記憶をもみ消したはずであったが…

親子の愛情の物語。
ひとことで言ってしまえばそれだけなのだが、
「それだけ」+αを感じさせられるお話でした。

「雪鰻」
自衛隊師団長がかつての戦争で闘ったものは、飢えと同僚殺しの罪であった。
一膳の鰻重に込められた、悲痛な思い出話。

いや、もうただただ感動。
自衛隊の経験がある作者だからこそ、語れるものなのかもしれない。
戦争を知らない私たちに、現実を突きつけるような作品。
暗い歴史をただ事実として教わる歴史の授業よりも、
ひとりひとりの兵隊たちが、まるで一個の爆弾のように命を散らしていった現実。
歴史があるのではない。
ひとりひとりの夢・希望・絶望が歴史を形成しているのだ。

「冬の星座」
解剖学専門の医師、雅子の大叔母の死。その死がもたらした小さな奇跡の物語。

このお話、いちばん好きです。
「死」を扱った物語なのに、暗さがない。ユーモラスでさえある。
思わず笑みが浮かんでくる優しい作品。

つくづく浅田さんはロマンチストであるなぁ、と思う。
上記の作品以外もオススメできるものばっかりです。
さらさらとすぐに読めるのに、印象にしっかり残る作品でした。

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収支のバランスがまったくもって不均等でございます。
サラ金ではありません。



ですよ!!
積読専用棚にはもはや収まらず、ほんっとに床に「積んでる」状態なのに、
なぜ図書館から何冊も借りてしまうのか。
謎。です。

とりあえず今日借りてきたもの、こんなかんじ。
沖で待つ金春屋ゴメス姫椿
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でも今日もシゴトがありえないほど忙しく、
もう眠いので寝ちゃいます… (つ∀-)オヤスミー
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淡々と語られる、ある猫の一生と、彼に関わる人々の三部からなる物語。

猫鳴り
双葉社
沼田 まほかる(著)
発売日:2007-08
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出版社/著者からの内容紹介
宿した命を喪った夫婦。
思春期の闇にとらわれた少年。
愛猫の最期を見守る老人。
それぞれのままならぬ人生の途に「奇跡」は訪れた。
濃密な文体で、人間の心の襞に分け入ってゆく傑作長編。
一匹の猫の存在が物語を貫く。


いや、ハラハラさせられました…
猫好きの人はむしろ読まないほうがいいかもしんない。

第一部、第二部はあっけない幕切れなのに、
第三部だけはいやに濃厚で現実的で具体的。
そのギャップにちょっとついていけないかなーと。
どうせなら第一部、第二部のようなあっけなさを第三部でも展開した方が…

でもやはり生き物と一緒に暮らすというのは、
こういうことなんだよ、と思わせる作品。
何が彼らにとっていちばん幸せなのかなー?と考えてしまう。
死が迫ってきたとき、懸命に延命治療する?それとも自然の成り行きに任せる?
しかし一秒でも長く留めておきたい大切な命。
生き物にとってどうするのがいちばん幸せなんでしょうか。

たとえばあなたのたいせつな誰かが意識不明の重体に陥ったとする。
本人にとっては苦しい延命治療を施すか、
そのまま楽に、自然のまま見守るのか…
延命治療の先にある命は、ほんとうに「生きている」と言えるのだろうか…

など、難しい考えがぐるぐるよぎりました。

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ロマンティックな恋愛小説。
しかもただの恋愛ではない、「超」のつく遠距離恋愛だったのだ。

エンキョリレンアイ
世界文化社
小手鞠 るい(著)
発売日:2006-03-02
おすすめ度:3.5


内容(「MARC」データベースより)
13年前の春、ふたりは京都駅近くの書店で出会い、優しく切ない恋が始まった。
東京とニューヨーク、遠く遠く離れていても、お互いを想わない日はなかった-。
海をこえてつながる純愛物語。運命のヒトって必ずいる!



わたしは、ムカッときたときやなんだよコイツと思ったとき、

「こんな人でもきっと誰かの大切な誰かなのだ」

と思うようにしています。(なるべくできるだけ…)
そうすると怒りの矛先はすっとずれるんですよね。
みんな誰かの大切な誰か…そんなことを思い起こす作品でした。

しかーし。
こういう純粋系恋愛小説は、私には向いていないかもしれない…
根性がひねくれているので、純愛、とか、純粋、とか、一途、とか、
妙にシラけてしまうのです。
海晴と花音のメールのやりとりも、うーん…私には恥ずかしすぎます…(^-^;
むしろ花音の親友佳代子のたどった恋愛(不倫→妊娠→中絶→…)のほうが興味深かったりして。
とことんひねくれているらしいです(笑)

私とはイマイチ相性が悪い作品でしたが、
ロマンティックな胸キュンを求めている方にはオススメです。

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7編からなるちょっと不思議で、うっすらと背筋が寒くなる、
そんな短編集。
山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽BOOKS)
メディアファクトリー
山白朝子(著)
発売日:2007-11-14
おすすめ度:5.0


内容紹介
これは愛の短篇集だ。
怪談専門誌『幽』の連載で話題沸騰の大型新人、待望の初単行本化。
怪談専門誌『幽』2号から7号までに連載された6篇の怪談短編に、
書き下ろし作品を加えた愛と哀しみの短編集。
幻想的な異界への境界と、親と子を描いた叙情的な物語は、
怪談ファンのみならず幅広い読者の支持を得る。待望の初単行本。



どのお話も静かで…
黒・白・グレイの無彩色な風景の中に、
ぽつんと極彩色がポタリと落ちたような…
異色なようでいて、しかし親近感も覚える、
とても心惹かれる物語たちでした。

以下、特に印象に残った作品です。

『黄金工場』
とある工場から排出される廃水の秘密を知ってしまった親子の物語。
淡々と語られていますが、情景を想像するとかなりオソロシイです。
なんと言っても母が恐ろしすぎます…

『鬼物語』
個人的にはいちばん好みでした。
が、血なまぐさい話が苦手な方は要注意です。
山に棲むという鬼の伝説。
鬼の怒りをかった村人達と、ある家族の物語。
いや、いちばんドキドキしました。スリル満点です。

『鳥とファフロッキーズ現象』
忠実に主人に尽くす一羽の鳥の物語。
これも怖かったです…
でもとても切ない。切なすぎです。

死者のための音楽
母→娘→母→…と一人称が入替わりながらすすむ物語。
おどろおどろしい恐ろしさはないが、静謐で背筋がすぅっと寒くなる、
とても静かで美しい作品でした。

全体を通して、情景がありありと目に浮かぶ作品でした。
とても静かに語られ、まさに無音の世界、死者のための音楽であると感じました。
全部日本が舞台の物語(だと思う)ですが、
やはり日本のホラーは怖いですね!!
吸血鬼やミイラ男も怖いには怖いですが、
それよりも日本の神社の鳥居などに恐怖を感じる私です。
神社って怖くないですか?私はお寺より神社が怖いのです。
そんな神々しいものに畏怖の念を抱くような恐ろしさが、
この作品にぎゅっと詰まっています。

余談。
これから読む方は栞必見です。
この作品にマッチした装丁がすばらしいです…
(ちょっと不気味だけれど…)

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どうしても伝えたい想いがある。
遠い異国の地で誰かを想うとき、
強い絆で結ばれたお互いを想うとき、
疎遠になった人をふと想うとき…

そんな大切な「伝えたい想い」を綴った、37話のエッセイ&ショートストーリー。


内容(「MARC」データベースより)
「コミュニケーション」をテーマに、鷺沢萠、山本文緒、北方謙三、宮本輝など、
37人の人気作家によるとびきりのエピソードをまとめた作品集。
『ダ・ヴィンチ』に掲載した「日本テレコム マンスリーエッセイ」を単行本化。



ダ・ヴィンチの広告をみて、「なんて豪華な執筆陣なんだ!!」と、
このシリーズ、まとめて一気買いです。

『君へ。―つたえたい気持ち三十七話』角田光代・江國香織他
『ありがと。―あのころの宝もの十二話』三浦しをん・近藤史恵他
『秘密。―私と私のあいだの十二話。』伊坂幸太郎・小川洋子他
『嘘つき。―やさしい嘘十話』豊島ミホ・三崎亜記他
『忘れない。―贈りものをめぐる十の話』畠中恵・小手鞠るい他

ありがと。―あのころの宝もの十二話 (ダ・ヴィンチブックス)秘密。―私と私のあいだの十二話 (ダ・ヴィンチ・ブックス)
嘘つき。―やさしい嘘十話 (ダ・ヴィンチ ブックス)忘れない。―贈りものをめぐる十の話 (ダ・ヴィンチブックス) (ダ・ヴィンチブックス) (ダ・ヴィンチブックス)
Amazy


だだだって、読みたい作家さんたちがうまーく分散されているんですもの…
そして美しい装丁に惹かれて…
今回読んだのは『君へ。』
ちょっと前『ダ・ヴィンチ』に連載されていたものをまとめて文庫化したもの…らしい。
各話の最後に、著者直筆の(といっても印刷ですが)『伝えたい気持ち』が、
ひとこと添えられているのも、お得感があってGOOD(≧∇≦)b

私自身、かなり話下手なので、なかなか想いを伝えられないことも多い。
そのためにもどかしい思いをしたり、
思ったことを口にできたらどんなに楽だろうと思うことはある。
それがいまや、インターネットはじめ、ケータイ・FAXのめざましい普及が、、
「伝えたい気持ち」を手助けしているのだとしみじみ思う。
しかしいくら情報機器が発達していても、気持ちとは人の生み出すもの。
ダイレクトに、そして時に一方的になりそうな、
現代の情報機器を介したコミュニケーションも、
根底にあるのは何かを伝えたいという人々の真摯な思いなのです。
そんなあたたかい想いがじんわりこころにしみわたってくる、
そんな作品集です。

そんな話下手な私のココロに届いたふたつの言葉を紹介。

大事に黙っておく、という伝え方もあるんだね。藤沢周



もどかしいと感じるのは、無言であるよりずっといい。
瀬名秀明『一言が伝えられない』



一見矛盾しているようなふたつのことばですが、
どっちが正解なんて無粋なことはしたくない。
ことばにできない想いもあるのだ。

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じ…実は、大晦日~正月3が日にかけて

インフルエンザ

でぶっ倒れておりました…((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
紅白を救急病院(しかもぷち旅行中の長野で)で観るという切なさといったら…
それにしてもタミフルはよく効きました。
異常行動していなければいいのですが。

というわけで、遅れ馳せながら昨年の反省&今年の抱負、
語ってみたいと思います。

まずは  ですな。
昨年の読了本は

98冊

でした。後半のスランプのおかげ&インフルエンザのせいで、
目標にわずか2冊及ばずという悔しい結果。
皆様昨年のBest10などやっておられると思うので、
あえて!!やりません。
そのかわりキリ番ゲッターの本達を紹介しましょう。
(この企画に意味あんのか!?)

ではレッツゴー( ゚Д゚)イッテヨシ
記念すべき2007年10冊目は…
『配達あかずきん』大崎梢→感想

大崎さん初読み。本屋が舞台ということでわくわくしっぱなしでした。

20冊目
『地下鉄に乗って』浅田次郎→感想

映画にもなりましたね。
切ないストーリーでした…

30冊目
『勇気凛凛ルリの色』浅田次郎→感想

おお、浅田さん2冊目。
コチラはエッセイ。痛快です。

40冊目
『家日和』奥田英郎→感想
家日和
集英社
発売日:2007-04

これは書店でヒトメボレして買った作品。
値段分以上に笑いました。

50冊目
『ドリームバスター2』宮部みゆき→感想

再読(再々読?)作品。
何度読んでも味わい深い。
コミック化されました!!

60冊目
『僕僕先生』仁木英之→感想
僕僕先生
新潮社
発売日:2006-11-21

仁木さん初読み。
ひょんなきっかけからちょっとお知り合いになった。
中華風ファンタジー。
でも僕僕先生のやることなすことは奥が深く、
たくさん学んだ作品。
今春いよいよ続編発売です!!

70冊目
『あしたはアルプスを歩こう』角田光代→感想

TVでもドキュメンタリーとして放送されました。
角田さんはあいかわらず感性がビンカン。

80冊目
『想い事。』Cocco
想い事。
毎日新聞社
発売日:2007-08-10

Coccoちゃんのフォトエッセイ。
この人の心はガラス細工のように繊細ではかなく、
それでいて涼やかにそこにある。

90冊目
『泳いで帰れ』奥田英郎
泳いで帰れ
光文社
発売日:2004-11-18

奥田さん2冊目!!
いや、爆笑でした。
直木賞授賞式を蹴ってまでして、アテネでみたものは!?

昨年は有名作家さん、新刊をひたすら追っていた気がします。
今年はもっと読書の幅を広げたいですなー。
そして今年こそ、100冊突破を目指したいです。

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でもやっぱりBest5やったりして(笑)
順位はつけません。どれも印象に残った作品です。

『民子』浅田次郎→感想
『花宵道中』宮木あや子→感想
『ラス・マンチャス通信』平山瑞穂→感想
『獣の奏者(闘蛇編)(王獣編)』上橋菜穂子→感想
『死者のための音楽』山白朝子
民子花宵道中ラス・マンチャス通信
獣の奏者 I 闘蛇編獣の奏者 II 王獣編山白朝子短篇集 死者のための音楽 (幽BOOKS)
Amazy


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