凛子の毎日記録。本読み、げぇむ、手作り雑貨、本屋・雑貨屋巡り、おいしいもの食べ飲(呑)み歩きの記録、になっているはず。目指すはエッセイ的な文章か。
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角田さんの初エッセイ集の復刊です。
まだ20代の頃の角田さんが、爆発しています(笑)
ご本人はあとがきで、本作の文章を「幼い」と語っていますが、
その幼さがむしろぴちぴちと若々しく、エネルギーに満ち溢れていると感じました。

好きなことやものや人に対してとことんストレートな感情でぶつかり、
時に傷つき突っぱねられる…
でも幸せなことも日常の中にはたくさん転がっていて、
日々そんな幸せをかみしめているんだよ…という風な
そんな様子がお友達と語り合うような感覚で描かれています。
角田さんのエッセイは、本当に話しかけられているようで、
そこがとんでもなくすばらしいと思います。
コタツでビール片手に朝までだらだらお話しているような親近感。

冒頭の「タクシーをぶっ飛ばす日まで」は、角田さんの妄想炸裂っぷりがおもしろおかしいです。
でも気持ちはわかっちゃうなぁ~。
真夜中の街でタクシーとっつかまえて、
「●△※★(カレシの住所)までお願い」
なんて、言ってみたいな。言えないけど。

「贈り物」もよかったですね。
リボンがついていないとつい見落としがちな、日常の中の小さな、けれどキラキラの贈り物。
私もそういうモノを贈り贈られたいものだ。

小さきものに幸せは宿る



これがこの作品の全てを物語っているように思えます。
生きることにおいてムダなことなんて何一つない。
幸せは、いつも確かに手を伸ばせば届くところにあるのだと教えられた気分でした。
薄くて文字も大きめでさくっと読めますが、読後はひとつ幸せを手に入れた気分になりました。

愛してるなんていうわけないだろ愛してるなんていうわけないだろ
角田 光代

中央公論新社 2000-03
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内容(「BOOK」データベースより)
空き地で花火をして大声で笑い、終電のプラットホームに声を響かせて走り、
夜の闇に声を溶かすように尽きない話をし、言えなかったことや悲しいことを手紙に書き―。
時間を気にせず靴を履き、いつでも自由な夜の中に飛び出していけるよう…
恋人のもとへ、タクシーをぶっ飛ばそう!初エッセイ集復刊。



あなたの読書の参考になれば幸いです。
お帰りの際にぽちっとよろしくお願いいたします(^o^)丿
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コメント
この記事へのコメント
角田さんの人柄は好きなのですが、小説はどうも相性がよくないみたいで疲れてしまうんです・・。
これはエッセイだからよいかなぁー。
2007/05/06(日) 15:22 | URL | とむぼん #-[ 編集]
こんにちは。
角田さんの小説は妙に鋭かったり重かったりで、
心境によっては疲れてしまうのもあるかもですね~。

エッセイはわりと軽い目に書かれているのでオススメですよ~。
ただこのエッセイは、"若さパワー炸裂"な感もあるので、少々ご注意を。

私の角田さんオススメエッセイは、
『恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。』
『しあわせのねだん』
です。
どちらも笑えます♪
よろしければどうぞ~。
2007/05/06(日) 15:48 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
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