凛子の毎日記録。本読み、げぇむ、手作り雑貨、本屋・雑貨屋巡り、おいしいもの食べ飲(呑)み歩きの記録、になっているはず。目指すはエッセイ的な文章か。
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気力も覇気もいまいち欠けている、
このままではいけない、どうにかしなくっちゃ、と焦る久里子21歳フリーター。
そんなくりちゃんの日常でおこるささやかな事件簿が本作品です。
中編が3本という構成もお手軽感があっていいですね。

賢者はベンチで思索する
文藝春秋
近藤 史恵(著)
発売日:2005-05-26
おすすめ度:4.0


内容(「BOOK」データベースより)
ファミリーレストラン「ロンド」を舞台に展開する謎の事件。
不可思議な老人は21歳の女の子の人生にとって、
とてもたいせつなものを与えてくれた。
それは常識によらず、人を信じる力。
犬と老人と21歳の女の子が挑むミステリー。



すらすらと読めて、しかも物語の世界にぐっと惹きつける力を感じました。
服飾関係の専門学校を出ながら、ファミレスでバイトするフリーターのくりちゃんが、
なにかにつけ焦る気持ちが手に取るようにわかって、
(なぜなら私も似たような境遇だからだ)
どうにか「ここ」から抜け出そうと頑張る彼女を応援したくなるのです。
そんなくりちゃんの日常におこる些細な事件を、
バイト先の常連客「国枝」老人と、愛犬アンが解決する!!
この「国枝」老人とアンとのトリオが絶妙!!
場の空気がなごむってこういうことかなぁ、って思いました。
「国枝」老人のまさしく賢者っぽい言葉の数々に、私も幾度となく救われた気分です。

くりちゃんが弟の信に向かって諭すシーンがあるのですが、
そのときの言葉が印象的でした。

「だからさあ、あのふたりにとっては、わたしたちがうまくやれないことなんて、
別に特別なことでもなんでもないんじゃないかな、と思ったの。
他の人がうまくやれていることが、うまくやれないで、ぐるぐるまわっていても、
まあ、じょうがないかって思って、待っていてくれているんだと思う」



あぁ、親心ってこんなものなのかなぁ、と。
それに気づいたくりちゃん、偉いなぁ。
私もなんだかぐるぐるまわっているけど、
意外とまわりは気にしてないかもなぁ~、と思えたのでした。

こんなゆる~いミステリもなかなかいい!!
人間ドラマをあたたかく描いたこの作品、ダイスキです。
いきおいで『ふたつめの月ふたつめの月ふたつめの月あまなつAdhover ふたつめの月』も読んでしまいました。
コチラもいい~!!

あなたの読書の参考になれば幸いです。
お帰りの際にぽちっとよろしくお願いいたします(^o^)丿
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コメント
この記事へのコメント
このお話いいですよねー!これを読んでから、少しずつ近藤さんの作品を読んでいってます。今のところ外れなしです。すごい!!
これもシリーズ化されてるって知らなかったんで、何気なく借りて読んでびっくりしました。でもこういうびっくりなら大歓迎です♪
2007/11/25(日) 23:07 | URL | まみみ #-[ 編集]
こんにちは~。
ハズレなしですか!!
それはゼヒ読まねば~。
近藤さんの本は書架に結構並んでるので、いつでも借りられそうです!!
あー、楽しみだなぁ…V(○⌒∇⌒○) ルンルン
2007/12/03(月) 10:59 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
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