凛子の毎日記録。本読み、げぇむ、手作り雑貨、本屋・雑貨屋巡り、おいしいもの食べ飲(呑)み歩きの記録、になっているはず。目指すはエッセイ的な文章か。
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36歳、子なし主婦房子とイベント企画会社で働くサラリーマン宗二の、
ちょっと不思議な夫婦と、彼らを取り巻く人々の日常を
シュールに描いている作品…

角田さんの「夫婦モノ」ははじめて読みましたが、
やはり妙にリアルなところはいかにも角田さんらしいです。
結婚生活というのはあくまで生活であって、恋愛のようにはいかない。
この小説は、ただの恋愛小説みたいに浮き足立っていないのがいいなと思いました。
そんな中にも『房子の思い込み離婚騒動』や、
『宗二の浮気疑惑(しかも相手はかなりキレてる)』『宗二母の熟年再婚』など
大小のハプニングが散りばめられていて、
何気ない日常の中にもスパイスが効かせてあります。

行き場のない思いを胸に抱え、夫婦であることの意義を疑問視する房子。
またイマイチ大人になりきれていない宗二。
房子の妙にぼんやりしたところや、宗二のふがいなさに
たびたびイライラさせられますが、それもこの小説の意図するところかもしれないです。
そんな彼らの思いがまるで目に浮かぶようでした。
彼らの結婚生活の行方が気になりながら、
親戚づきあいなどから窺い知れる彼らに同調したり、反発したりしつつ、
なんとなく先が気になって一気に読んでしまいました。

「結婚ってなに??」という問いかけに対し、答えらしきものは記されておらず、
最後までどよんとひくーいテンションで物語が進むので、
ちょっと喉がつまったような息苦しい感じがしました。
物語り全体に漂うけだるい感じがつねに付きまとうので、
なんとなくスッキリしないんですよね。
なんども房子や宗二に、
「なんでそうなるの!!」
なんてツッコミながら(もちろん心の中で)読みました。
これが結婚の現実だったらちょっとイヤよね…
あぁ、でもそれが毎日を生きるってことなのよね、とも思いました。
だって、私たちの毎日、そうそうスッキリできないことが多いですもんね。

それにしても和田レミは怖かったー…
角田さんの人物描写のリアルさ…とくにちょっとこわいひとの…にはいつも感心させられますが、
和田レミはなかなかキョーレツでした(笑)
あの長く独りよがりのセリフを読んでいると、
宗二だけでなく、こちらまでイライラしてしまいます。

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コメント
この記事へのコメント
TB&コメントありがとうございました。自分が体験したわけじゃないので、リアルなのかリアルじゃないのかわからないのですが、でもリアルな感じがするところが…怖くてついつい読んでしまいます。
2006/12/25(月) 15:53 | URL | chiekoa #-[ 編集]
>chiekoaさんへ
chiekoaさん、こんにちは~♪
私も結婚は未経験なのでなにが現実なのかはわからないのですが、
角田さんの小説は、まるで自分が実体験しているようなリアルさがありますね。
だからいつもどきどきして読んでしまいますね~。
2006/12/25(月) 19:37 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
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