凛子の毎日記録。本読み、げぇむ、手作り雑貨、本屋・雑貨屋巡り、おいしいもの食べ飲(呑)み歩きの記録、になっているはず。目指すはエッセイ的な文章か。
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もしも未来に起こる出来事を予知されてしまったら…
「運命」というレールから外れることは可能なのだろうか。

6時間後に君は死ぬ
講談社
高野 和明(著)
発売日:2007-05-11
おすすめ度:3.0


出版社/著者からの内容紹介
回りつづける運命の時計…未来を賭けた戦いが始まる!
稀代のストーリーテラーが放つ、緊迫のカウントダウン・ミステリー。
運命の岐路に迷う時、1人の予言者が現れる。
6時間後に君は死ぬ」。
街で出会った見知らぬ青年に予言をされた美緒。
信じられるのは誰なのか。
「運命」を変えることはできるのか。
未来は決まってなんかいない
明日を信じて、進むだけ…



他人の「非日常的な出来事」をビジョンでもって予知する能力を持つ、
圭史という青年と、彼に関る人たちの物語。
6編の連作短編集。

最初、長編かと思って借りたんですよー。
そしたらイキナリな急展開で「アレッ」って思って。
そしたら連作短編でした。
「世にも奇妙な物語」系のお話が、6つ入っています。
『死』とかかなり怖いタイトルですが、
読み口はいたってライトで、とても読みやすい作品でした。
何といってもストーリーがよかったです。
恋にも似たドキドキ感をじっくり堪能しました。

中でも『時の魔法使い』と『恋をしてはいけない日』がお気に入りです。
また『3時間後に僕は死ぬ』では、スリル満点、
最後の一行、一文字まで気を抜けない緊迫感が感じられました。

人生の分岐点に立ったとき、人は迷います。
そして、過去の自分を振り返り、
「あの時こうしていれば今頃は…」なんて思いながら、
それでも大なり小なり選択を繰り返した結果、
今の自分があると納得せざるを得ないのです。

例えば、あるテストにて。
「(ア)か(イ)、散々迷って、(ア)にしたけれど、正解は(イ)だった。
あそこで(イ)を選んでいれば、合格できたかもしれないのに」
という、誰しもが一度や二度は経験するものから、
「R社とE社に内定をもらった。R社に就職することを決めたが、
現実は厳しく、結局すぐ辞めてしまった。
あの時E社を選んでいたら、今こんな生活はしていなかったかもしれない」

たいてい、後悔のあるときにこういうことを思うものです(苦笑)
ほんのちょっと、数分後の未来を見てみたい、
そんな経験、誰もが持っていると思います。

人の一生には、その時々に応じて、
我慢できるぎりぎりの苦難がやって来るものなのだろうか。



人は選択を繰り返し、人生を築いていっているのかもしれないし、
あらかじめ定められた運命というものに抗うことなく、
ただレールを走らされているだけかもしれません。
でも今、できる限りのことをし尽くせば、
ひょっとしたら、「運命」を変えられるかもしれない。

―――たとえ、それも「運命」というレール上の出来事であったとしても―――

本作はエンターテイメントの一面を持ちつつも、
日頃ふとした瞬間、寂しくなったときに、
そっと心を優しさで包んでくれるような、あたたかい作品でもあります。

あなたの読書の参考になれば幸いです。
お帰りの際にぽちっとよろしくお願いいたします(^o^)丿
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