凛子の毎日記録。本読み、げぇむ、手作り雑貨、本屋・雑貨屋巡り、おいしいもの食べ飲(呑)み歩きの記録、になっているはず。目指すはエッセイ的な文章か。
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「私」は34歳フリーター。
雑文書きと飲食店のアルバイトで生計を立てている。
「タマシイのない仕事はしたくない」と、同棲相手は失業中。
そんな折、エアコンは壊れるわ、
昔アジア旅行でつるんだ男が転がり込み(しかも彼女つき)タダ飯喰らうわで、
生活費の負担は増える一方、ついにサラ金にまで手を出しビビる日々…

実は私も20代後半にしてフリーターですが!!
(会社員も経験しましたよ!!…ってなんか言い訳がましいですな)
なんとなく、自分はこのままではないだろう、と思うのですよ思いたいのですよ。
ですが、この本を読んで「このままではヤバイよあなた」と、
耳元で囁かれたような、そんな気になってしまいました。
もちろん角田さんは世の中のフリーターに対して、
こういった類の、N●Kスペシャルで取り上げられるような警鐘を
鳴らしているわけではありません。
だからこそ余計に自分を主人公に置き換えて読んでしまいました。
ここにいる「私」は数年後の私自身かもしれない…と。
そう思わせるだけのリアリティがこの小説にはあるのですね。
そしてある日「私」は、風俗一歩手前の高時給アルバイトのチラシを見ながら思うのです。

私はかつて、いったい何になりたかったのだったか、そんなことを思う。
みずからにどのような希望を持ち、どのような期待を抱き、
どのような目標のもとに日々をすごしてきたのだったか。



ううう、痛すぎます。心を見透かされている…
それは私がここ数年毎日毎日毎日…思い続けていることですから。
もう角田さんの小説の根底にある想いですよね。
角田さんの、もっとも角田さんらしい小説を読んだなぁという気分です。

ところで…この本(文庫・古本屋で購入)を風呂で読んでたのですが、
ついに湯船に落としました…(つд⊂)エーン
いつかやるとは思ってたんだけど。
角田さんゴメンナサイ。

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コメント
この記事へのコメント
このひしひしずきずき感は…味わったものにしかわかりませんよね(涙)。これがわかってうれしいのか、「全然わかんないわ~」っていうほうが幸せなのか…。はははっ。まぁ何事も人生。はい。がんばります。
2007/01/03(水) 19:59 | URL | chiekoa #-[ 編集]
こんにちは(^o^)丿
自分自身つねに『やるせない感』を抱いているので(ネガティブだな…)
角田さんの小説はときに痛いですね~。
>何事も人生
そのとおりでございます。
ともに頑張りましょう~ガン( ゚д゚)ガレ
2007/01/03(水) 20:43 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
あけましておめでとうございます。
TBとコメントありがとうございました。

>私はかつて、いったい何になりたかったのだったか、そんなことを思う。
みずからにどのような希望を持ち、どのような期待を抱き、
どのような目標のもとに日々をすごしてきたのだったか。

このくだり、専業主婦のわたしにとっても痛いですね・・・。
そんな心のうちを見透かしてしまう角田さんに、お互い惹かれているようですね(笑)
2007/01/04(木) 09:32 | URL | ゆう #l0yaxqJ6[ 編集]
あけましておめでとうございます。
専業主婦の方もそうだと思うのですが、
『成果』の見えにくい仕事をしていると、
ほんとうに無性に寂しくなるときがありますよね。
どんな自分でいても、自分に自信が持てるような、
そんな人間になりたい今日この頃です。
2007/01/04(木) 17:32 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
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