凛子の毎日記録。本読み、げぇむ、手作り雑貨、本屋・雑貨屋巡り、おいしいもの食べ飲(呑)み歩きの記録、になっているはず。目指すはエッセイ的な文章か。
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憎しみからは何も生まれない。
憎むことでしか生きられない。
憎しみがメビウスの輪のようにめぐりめぐって、
辿りつく先なんてあるのだろうか。



出版社 / 著者からの内容紹介
志郎の新居の前には、猫が不思議と多く集まる空き地があった。
そこを駐車場がわりにしたことが志郎を狂わせる不幸の始まりだった。



久々の読書感想文ですねっ。
自身久しぶりにいわゆる文芸書を読みました。

で、感想…

はうあ……orz

なんだかもう…やるせないですよ…切ないですよ…
いえ、決してこの作品が悪かったのではなく、
むしろいい作品だとは思いますっ。

親が子を想う気持ち…
血や絆で繋がる親と子の関係…
種族を超えた『大切な誰か』を慈しむ気持ち…

しかしその想いは突然、あるいは偶然・必然…もしくは運命的な出来事、
―――事の重い軽いに関わらず、
をきっかけに、とてつもない憎しみへと豹変してしまう。

大切な誰かを想う気持ちが大きいほど、
憎しみという負のエネルギーも大きく、
大切な誰かに注ぐはずだった愛情は、
大切な誰かを奪った相手への憎悪に変わる…

そして失ってはじめて、
―――そこがまた生き物として愚かなところではあるけれども、
大切な誰かの本当の『大切さ』を、感じずにはいられない。

ほんっと。憎しみからは何も生まれないですね…
憎しみあうということは、
永遠にお互いの心を傷つけあうことでしかないのだと痛感。

だから、この物語に登場する命のすべてが、
とても尊く見えたり、浅はかに見えたり、狂気じみて見えたり…
大切な誰かを想う気持ちが、
下手するととんでもない惨劇を招いてしまうところに、
この作品の面白さ、怖さ、やるせなさ、を感じずにはいられませんでした。

それにしても。
猫好きには、ちょっと…いや、かなり、辛い……描写が…orz

猫Love★って方にはちょっとオススメできません…かもです。
残酷な描写が結構たくさん出てきます。
苦手な方、どうかご注意を。
私も何度か挫折しそうになりましたが、
散ってしまった命のためにも、最後まで見届けなくてはっ…という思いで読了。

我が家には猫が3匹いるのですが、
スメラギになれそうなのいて…
猫ってもともとミステリアスな生き物じゃないですか。
なんだかコチラの考えはお見通しだよ、みたいな顔されると、
なんだか底知れぬパワーを感じてしまうのですが。

図書館で借りてきて、家族3人読了したのですが、

「●●(←猫の名前)にちょっかい出すのはもうやめる」

という全うな意見から、

「そんなこと(猫に)してたら、スメラギっちゃうよ!!」

に至るまで、色々わけわかんない会話があちこちで聞かれます(笑)

なんて笑っていますが、残酷シーン・描写が苦手な方は、
ほんっと、ご注意くださいね。
ラストとチョコの物語は唯一の救い…かな。

あなたの読書の参考になれば幸いです。
お帰りの際にぽちっとよろしくお願いいたします(^o^)丿
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