凛子の毎日記録。本読み、げぇむ、手作り雑貨、本屋・雑貨屋巡り、おいしいもの食べ飲(呑)み歩きの記録、になっているはず。目指すはエッセイ的な文章か。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
関連するタグ
シェアブログ1152に投稿


後ろ2作『おまけのこ』『うそうそ』が控えているので、
急ぎのお昼ご飯のように、ががががっと読んでしまいました。
あぁ、もったいない。
しかしたとえ時間に追われていなくとも、
ががががっと読んでしまったでしょう。
今回も期待を裏切らないおもしろさでした。

出版社/著者からの内容紹介
え!? 身体が弱くて、繊細で、正義感いっぱいの、あの若だんながグレちゃった?
犬神や白沢、屏風のぞきに鳴家など、摩訶不思議な妖怪に守られながら、
今日も元気に(?)寝込んでいる日本橋大店の若旦那・一太郎に持ち込まれるは、
お江戸を騒がす難事件の数々――。
ドキドキ、しんみり、ほんわか、ハラハラ。
愛嬌たっぷり、愉快で不思議な人情妖怪推理帖。
ファン待望の「しゃばけ」シリーズ第三弾!



しかしこのシリーズ、不思議なくらい飽きがこない。
登場人物や、お江戸という舞台・時代に大きな変化があるわけではないのに。
それもこれも、若だんなはじめ魅力的なキャラクターと、
妖を使った古いながらも斬新なトリック、
そして人間というものを深く切り込んでくる、その目の付け所に、
ひきつけられずにはいられないのだと思いました。

今回も前作『ぬしさまへ』と同様の短編集。
収録作品は以下の5編。
「茶巾たまご」「花かんざし」「ねこのばば」「産土」「たまやたまや」
若だんなは妖たちが集めてくる証拠を組み合わせ、
次々と難事件・怪事件を解決します。

私のお気に入りは「産土」「たまやたまや」です。

「産土」は、若だんなの兄やのひとり、佐助のお話。
あんまり書くとネタバレになるのでのらりくらりと書きますが。
これは薄ら寒~くてちょっと怖いホラー仕立てなんですね。
最後は「あ~~~~~よかった!!」と胸をなでおろしました。
脅かさないでおくれよもぅ!!(←ちょっと若だんな風に…笑)

「たまやたまや」では、

「こういう育ちをしたからには、放蕩息子にならなきゃあ、
悪いような気がしてねえ」



そんなことを言い出し、勝手に外出してしまった若だんな。
栄吉の妹で幼なじみのお春、その結婚相手のことを調べに行くのだが…
この話では、若だんな、殴られたり斬られかけたり拉致されたりと、
それはそれは大変なめに遭うのですが、
どちらかというと静かに事件解決に乗り出すのが常であったのが、
今回は動きの多いお話で、いつもとちがったわくわくハラハラを楽しめました。
一方ラストシーンでは、若だんなのちょっぴり切ない想いに思わずホロリ。
それにしても冒頭の若だんなのセリフはいいですね。粋です。
若だんなも放蕩息子になりたかったのね。(='m')くすくすっ♪

自分の都合で人を殺してなにが悪いんだ、
いいじゃないか…と弁明する犯人…(「茶巾たまご」)
死人に、御仏に懺悔する心を忘れてしまった僧…(「ねこのばば」)
など、今回人間が持ついかにも人間臭い恐ろしさが、
読んだ後心に重くのしかかるような作品も印象的でした。
ただの『ほのぼのお江戸ファンタジー』の枠を抜けて、
物語の幅が大きく広がったなぁと感じる作品でした。

ランキング参加してます。
お帰りの際にぽちっとよろしくお願いいたします(^o^)丿
人気ブログランキング FC2ブログランキング にほんブログ村 本ブログへ

この記事はこちらのブログにTBさせていただきました。
ありがとうございました。
+ ChiekoaLibrary +
今日何読んだ?どうだった??
+++ こんな一冊 +++
AOCHAN-Blog
Crescent Moon
コンパス・ローズ
テンポ。
本のある生活
ナナメモ
スポンサーサイト
関連するタグ 【読書】【感想文】【ねこのばば】【畠中恵
コメント
この記事へのコメント
まったくどうなることかと思いました。
屈強な若者でも参ってしまいそうな目に遭って、それでも生還するんだもの、若だんなもただものじゃないかも。
2007/01/15(月) 17:21 | URL | ふらっと #2OrBXSes[ 編集]
こんにちは♪
若だんなもだんだん知恵をつけてきて、
なかなかにたくましくなってきましたよね。
若だんなの成長ぶりをみるのも、
このシリーズのたのしみのひとつですねぇ。
2007/01/15(月) 17:36 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
このところまったくTBが送れず…理由がわからないのですが、どうもすいません…。コメントのみで(泣)。
ほんと、不思議なほど飽きないんですよね!むしろ「もっと、もっと!」と。先が楽しみです!
2007/01/15(月) 17:45 | URL | chiekoa #-[ 編集]
あうあう…('A`)
最近FC2、ちょっと調子悪いかもなんですよぅ…(泣)私だけ!?
TBの件、こちらこそゴメンナサイですm(__)m

もうすぐ既刊本を読み終えてしまいそうなイキオイなんですが、
ほんと、もっともっと!!という気分です。
楽しみですねぇ(*^-^)ニコ
2007/01/15(月) 17:54 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
実は『おまけのこ』で少々マンネリを感じたのですが、
『うそうそ』でまた新鮮さを取り戻しました。
なんだかんだ言いつつ、ずっとシリーズを
追い続けると思います。
2007/01/15(月) 19:15 | URL | あおちゃん #DqfsYfFA[ 編集]
こんばんは!!
ほうほう、そうなのですか~。
これはますます先を読むのが楽しみですね~。
なんだかんだいいつつ、
結局は若だんな達にまた会いたくなりますね。
不思議な作品です。
2007/01/15(月) 21:05 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
こんにちは♪

このシリーズ、飽きがこないのはもちろんだけれど、気が付くと笑みが零れてしまうシーンも多いですよね~☆

「こういう育ちをしたからには、放蕩息子にならなきゃあ、悪いような気がしてねえ」→ホント、微笑ましいったら…(笑)
2007/01/16(火) 12:01 | URL | Ray #W3FWQxe2[ 編集]
こんばんは♪
若だんなとちょっとばかしズレた妖たちとのやりとりが、
もうたまりませ~~ん!!
思わずニヤニヤしてしまいますね~★
2007/01/16(火) 22:16 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
若だんながグレる「たまやたまや」は面白かったですね。
私もお気に入りです♪
私もこの本はがががっと読んでしまいました。
後ろは控えていませんが。
早く控えて欲しいところです(笑)
2007/02/01(木) 02:03 | URL | このみ。 #WdJrsejk[ 編集]
こんばんは★
がががっと読んでしまいましたか~。
なんかもう、止まんないですよね!!
でももうちょっとじっくり読みたかった~。
近いうちに再読してそうです(^-^;
このみ。さんのレビューも楽しみにしてますね~。
2007/02/01(木) 23:08 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
今回は人間の嫌な面などもしっかり出てきて楽しいばかりじゃありませんが、若だんなはこうして成長していくんでしょうね。と、ついつい一太郎を見守る視線になってしまいます。
2007/02/23(金) 17:15 | URL | june #-[ 編集]
こんばんは★
いつもハラハラさせられる若だんなからはもう目が離せませんね~(^-^;
見守っているつもりなのに、ある時は若だんなに励まされたりして、
それもこのシリーズの大きな魅力のひとつですね。
2007/02/25(日) 21:47 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
「たまやたまや」のラストシーン、ホロリですよね。
若だんな、頑張りました。
私もこの本の中で一番のお気に入りの物語です。

2007/07/08(日) 20:58 | URL | なな #-[ 編集]
こんばんは★
このシリーズは登場人物がみなあたたかく、
必ずじーんとさせてくれるので、
安心して読めるシリーズですね。
次はどんな人間(と妖…笑)ドラマが待っているのだろうと、わくわくしてしまいます。
2007/07/09(月) 22:54 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
Rutileさんの抜き出したセリフには、吹き出してしまいました。
そのあと走ってるし(笑)
2007/09/14(金) 17:26 | URL | しんちゃん #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://rutile555.blog85.fc2.com/tb.php/43-f21cbec1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。