凛子の毎日記録。本読み、げぇむ、手作り雑貨、本屋・雑貨屋巡り、おいしいもの食べ飲(呑)み歩きの記録、になっているはず。目指すはエッセイ的な文章か。
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京極堂シリーズ以外の京極作品は初読でした。
相変わらず美しい日本語にはうっとりさせられます。

四谷怪談―――とはあるが、この作品に幽霊や妖の類は一切出てこない。
だから一層、人間という生き物が持つ恐ろしさをしみじみと感じさせられるのです。

実直で朴訥な伊右衛門と、姿崩れてもなお気品高く生きる岩。
二人の決して目に見えぬ、表に出さぬ愛情が、
さらさらと掌からこぼれおちるようで、う~ん…切ないですよ。
ラストは号泣。(やっぱりなくのネ…)
ラストの数行だけで泣けます。
選び抜かれた言葉が紡ぐこのシーンは、
いつまでも哀しくも美しい情景として私の心に刻まれました。

嗤う伊右衛門
角川書店
京極 夏彦(著)
発売日:2001-11
おすすめ度:4.5


疱瘡を病み、姿崩れても、なお凛として正しさを失わぬ女、岩。
娘・岩を不憫と思うと共に、お家断絶を憂う父・民谷又左衛門。
そして、その民谷家へ婿入りすることになった、
ついぞ笑ったことなぞない生真面目な浪人・伊右衛門―――。
渦巻く数々の陰惨な事件の果てに明らかになる、全てを飲み込むほどの情念とは―――!?
愛と憎、美と醜、正気と狂気、此岸と彼岸の間に滲む江戸の闇を切り取り、
お岩と伊右衛門の物語を、怪しく美しく蘇らせる。
四世鶴屋南北『東海道四谷怪談』に並ぶ、著者渾身の傑作怪談!
(文庫版裏表紙より)



あなたの読書の参考になれば幸いです。
お帰りの際にぽちっとよろしくお願いいたします(^o^)丿
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この記事はこちらのブログにTBさせていただきました。
ありがとうございました。
ひなたぼっこは3時まで
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コメント
この記事へのコメント
怪談だと思ってなかなか手が出なかったのですが、読んでみるとなかなかよかったです。
悲しいラブストーリーでしたね。
TBさせてくださいませ。
2007/02/01(木) 16:30 | URL | とむぼん #-[ 編集]
こんばんは。
TBありがとうございます。
京極氏が描く怪談なんて、どんなオソロシイことになっているのやら…
と思ったら、
なんとも哀しいラブストーリーであったことか!!
不覚にもラストではボロ泣きでした。
いや~、よかったです。さすが。
2007/02/01(木) 23:02 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
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