凛子の毎日記録。本読み、げぇむ、手作り雑貨、本屋・雑貨屋巡り、おいしいもの食べ飲(呑)み歩きの記録、になっているはず。目指すはエッセイ的な文章か。
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じゅわっと甘酸っぱい青春の味わい。
いい!!コレいいですよ!!!!
読んだ後はすがすがしい気分になれる、爽快感120%の青春小説です。
たとえていうなら、炭酸飲料を一気飲みしたときのようなピリピリ感が、
身体の中心を駆け抜けていったような感じです。

最初っから廃部の危機にある軽音楽部ですが、
劣悪な環境・技術的な問題や人間関係、無理解な教師との軋轢など、
様々な壁が彼らの前に立ちふさがります。
「さぁ、この局面をどう乗り越えるのか!?」
とハラハラドキドキしながら、彼らと共に同じ時間を過ごした思いでいっぱいです。

そういえば私が高校時代所属した演劇部も、最初は部員3名の弱小部活で、
何度も廃部の危機に瀕していて、
お客さんは数人だけ、という中での公演が続いて…
それでも3年の間には、キャラメルボックスの『ハックルベリーにさよならを』や
『TWO』を講堂いっぱいのお客さんの前で上演することができたのでした。
二度と戻ることのない、濃密な時間。
なんだかその頃の事を思い出して、
涙なしではとうてい読めなかったです。
この本で泣く人は…あまりいないだろうなぁ…(笑)

作中に何度も登場する洋楽ロックですが、
残念ながら私は「WE WILL ROCK YOU」しかわからなくて、ちょっと悔しかったです。
でも彼らの奏でる演奏からは、ロックの魂を感じることができました。

印象的だったのは軽音楽部とは対照的だった吹奏楽部。
私も大学時代はマンドリンオーケストラに所属していたのでわかるのですが、
技術を追い求めるあまり、音楽を楽しむ心を忘れてしまうことがあるということ。
そういう音楽は、決して、人のこころに届かないこと…
確かに音楽は楽しいことばかりではないかもしれないけれど、
(ほら、音階練習みたいないわゆる基礎練とか…苦笑)
音楽は楽しんでこそ音楽であるということを、
改めて教えてくれた作品でした。

本作でのお気に入りはなんといってもカトセン。
カトセンはやってくれると思ってましたよ~。
「コイツぜったいなんかやる」と思ってたんですよ。
ブラヴォーカトセン。
そしてブラヴォー田高軽音楽部。

内容(「BOOK」データベースより)
暑い夏、無意味に熱かった僕たち、ビールなんて苦くて飲めなかったあの頃―。
だめな先輩のせいで、伝統ある軽音楽部が廃部になってしまう。
がけっぷちに立たされても、啓人は煮え切らなかった。
しかし、幽霊部員だった伸太郎に引きずられ…。
太ももが眩しい同級生への恋、頼りにならない顧問、不協和音ばかりの仲間たち。
四面楚歌の状況で、啓人は「一発ドカンと」やれるのか!?
振り返れば、すべてが懐かしく、愛しい。



階段途中のビッグ・ノイズ
幻冬舎
越谷 オサム(著)
発売日:2006-10
おすすめ度:5.0


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コメント
この記事へのコメント
こんばんわ^^
またまた失礼いたします。
この本、良いですよね~。
これぞ青春!ですよ^^何だか羨ましいですね。
何だか洋楽が聞きたくなりました。
カトセンは、何かしてくれると思いましたよね!
いや~想像以上でした^^
2007/03/16(金) 00:08 | URL | 苗坊 #AnWd7shw[ 編集]
Rutileさん こんばんは~♪
「炭酸飲料を一気飲みしたときのようなピリピリ感」ってトコロに激しく納得した私で~す。泣くほどじゃないけど、ちょっとうるっときたかな。ドラマ化して欲しい作品ですね~。
2007/03/16(金) 19:47 | URL | naru #-[ 編集]
Rutileさん、こんばんわ。
私もこの本すごく好きです。
読みながら楽しくて楽しくて、盛り上がってしまいました。
カトセンいいですよね。やっぱりきたか!と、うれしくなりました。
私もこれドラマ化したら面白いと思います!
2007/03/16(金) 23:19 | URL | june #-[ 編集]
こんばんはv-280
まさに青春!!
ほんと羨ましい限りです…あぁもうトシかしら…(;´д`)トホホ
私もっ、激しく洋楽を聴きたくなりましたよ。
汗だくで頭ふって腕振り上げて、
「イェーーーー!!」
と叫びたい気分です。
2007/03/17(土) 00:51 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
こんばんはv-280
うふふ、炭酸飲料ですよね~。ぷしゅっ。
ホントこれ映像化したら面白そうですよね。
田高マニアの様子が目に浮かびます~。
あ、あともちろんカトセンも(笑)
カトセン役はやっぱ湯浅弁護士ですかねぇ…
2007/03/17(土) 01:01 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
こんばんはv-354
私もガンガン盛り上がってしまいました~。
ろっくんろーるいえぇーい!!みたいな(笑)
カトセンいいですよねぇ。
私の中ではずっと湯浅弁護士でしたが…
2007/03/17(土) 01:04 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
こんにちは。
ぷぷっ(笑)。湯浅弁護士はわかる(笑)。
ぴったりの配役ですね!
越谷さんの次回作も楽しみですね。
2007/03/17(土) 16:38 | URL | しんちゃん #Zk/lHUeI[ 編集]
こんばんは★
やはり湯浅弁護士ですよね(*≧m≦*)ププッ
こういうテンポのいい小説は読んでいて気持ちいいですよね。
これからも追っかけていきたい作家さんです!!
2007/03/18(日) 20:19 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
清涼飲料水を飲んだ時のようなピリピリ感!そうです!こんな感じでした。
こういう青春モノっていいですよねぇ。なんか最近特にそう思うのは年をとってきた証拠なのかしら~?と少し不安にもなります。(苦笑)
音楽を楽しんでいないと聴衆には通じないのだという事を思い出させてくれた本でもありました。
カトセン役に湯浅弁護士というのはぴったりだと思います。ぷぷっ(笑)
2007/03/19(月) 10:33 | URL | 板栗香 #no8j9Kzg[ 編集]
こんばんは★
私もこういう青春ものを読んでは過ぎ去りし日々を懐かしむ時が増えたように思います(笑)
あぁ、もう青春まっただなかではないのねぇ。
音楽の本質を教えてくれるとともに、カトセンはじめ魅力的な登場人物いっぱいで、すみずみまで楽しめた作品でしたネ。
2007/03/21(水) 00:26 | URL | Rutile #el1ariU6[ 編集]
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